050ハヤシミドリシジミ

ハヤシミドリシジミは主に山地に生息するミドリシジミの仲間です。
植樹がカシワなので、カシワ林に生息しますが、各地で開発などでカシワ林が減少して生息地も少なくなっています。
最初に撮影したのは関西へ行ったときのことでした。
夕方が活動時間なので4時を過ぎると飛び始めます。
ときおり止まって翅を開きますが、この時は半開翅まででした。

画像1

関東では埼玉や山梨で夕方の活動を観察していますが、撮影しやすい場所に止まってくれません。
山梨では低い位置で卍飛翔が観察できたので、当時使っていたカメラのストロボ連写の機能で撮影しました。

画像2

最近は少し急な登山道を登るカシワ林へ行っています。
早朝は稀に下草に止まっていますが、大部分はカシワに止まっているので、気温の低い日を狙って長竿で叩きます。
降りて来て明るくなると翅を開きます。
2年前に撮影した新鮮な雌です。

画像3

今年はやっと雄の良い写真が撮れました。
降りてきて葉に止まっているところです。
翅裏は細かく見ると違いが分かりますが、慣れないと同定は難しいです。

画像4

良い位置に止まっても開くかは運次第です。
開かずに飛び立つこともあります。
明るくなってもなかなか開かずに直接陽射しが当たってやっと開きました。
1時間以上待っての感動の撮影です。

画像5

雄の翅表は学名のウルトラマリンと表現されます。
条件や角度などで見える色は変わりますが、良い表現だと思います。
広角で横から撮影しました。背景に少し山が写っています。

画像6

ここは夕方も撮影しやすい位置に止まるようですが、朝しか行ったことがありません。
来年は夕方の活動時間に行くことも考えたいところです。

区切りの50回目の投稿です。
最近の写真を3枚使いましたが、最初の投稿に記載したように日々の写真はこちらで掲載しているので、よろしければ見てください。エキサイトのブログ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?