092ヒメシジミ

ヒメシジミは6月から7月頃に主に山地の草地、草原で見ることができます。
雄は翅表の青が美しいです。

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雌は茶色にオレンジの斑紋です。
チダケサシでの吸蜜です。

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標高が高い場所では雄の翅表に黒い斑紋が現れ、クロテン型と呼ばれます。
高山蝶の撮影に行くと観察できます。

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雄の翅裏は白っぽい色で黒にオレンジの斑紋が綺麗です。

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翅裏は雌雄の違いは翅表ほどではないですが、茶色っぽい色になります。
シロツメクサで吸蜜している雌は黒紋が長い異常型です。

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高原には多数のヒメシジミが生息しているので、交尾は観察しやすい蝶です。
毎年のように撮影していますが、新鮮な雄ではチャンスがありません。

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多くの食草を利用する蝶ですが、高原に多いのはヨモギです。
野外で産卵を撮影した例は非常に少ない蝶ですが、ヨモギでの産卵を撮影した人はいます。
産卵行動も観察したことがないのですが、観察機会も多い蝶なので何とか撮影したいです。
雌の翅表、新鮮な雄の交尾なども課題です。

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