052モンシロチョウ

モンシロチョウは誰もが知っている蝶の代表でしょう。
関東ではモンキチョウに次いでベニシジミとほぼ同時に発生します。
春は翅が灰色になる個体も多いです。
早朝に撮影した活動前の個体です。
こういうところで夜を過ごすのだと思われます。

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各種の花で吸蜜しますが、秋に撮影した珍しい十月桜での吸蜜です。
春の桜での吸蜜は撮影したことがありません。

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こちらも秋の撮影で花壇の菊での吸蜜です。
雄の翅裏は白くなります。

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春先に撮影した羽化直後の個体です。
上に蛹殻が写っています。
翅裏が黄色っぽいのは雌の特徴です。

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この場所は道路の反対にキャベツ畑があり、毎年のように塀の溝に蛹が見つかりました。
機会があれば蛹に捕まっている翅も伸びきっていない状態で撮影したいところです。
交尾は何度も観察していますが、敏感なことが多く良い写真は少ないです。
10年以上前の撮影です。

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産卵も同じ日の撮影です。各種のアブラナ科の植物が食草です。
産卵は交尾以上に観察機会も多いですが、熱心に撮影していないので古い写真になってしまいました。

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都心から郊外まで広く観察できる蝶ですが、最初の出会いは春を感じますし、晩秋まで撮影を楽しめる蝶です。

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