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日立製作所、全社員ジョブ型へ!民間より先に手を打つべきは公務員??


ジョブ型雇用、少しずつですが進んでいますね。

上記記事より抜粋

日立製作所は7月にも事前に職務の内容を明確にし、それに沿う人材を起用する「ジョブ型雇用」を本体の全社員に広げる。管理職だけでなく一般社員も加え、新たに国内2万人が対象となる。必要とするスキルは社外にも公開し、デジタル技術など専門性の高い人材を広く募る。年功色の強い従来制度を脱し、変化への適応力を高める動きが日本の大手企業でも加速する。

国内の管理職に対しては、21年にジョブ型を導入済みようです。

ジョブ型のメリット

仕事やスキルによって評価される制度です。

年功序列の給与制度は、「働かないおじさん、おばさん」を生み出し、なぜかできる若者も社歴が上だからという理由で、気を遣ってきました。

若い世代のやる気を削ぐい、見て見ぬふりをするか、出来る人の一部は転職していくという一面がありました。

管理職から始める

年功序列ルールが機能していれば、管理職こそ給与が良く、働きに対して見合った給与(待遇)かどうかはとても分かりやすそうです。

そして見直し価格の幅が大きいのもこの管理職(役職)手当を支給されている方々でしょう。

始めに職種別にみるのではなく、管理職限定でジョブ型を見直し始めた点に好感を持ちます。

日立グループの規模感

日立はグループ会社も多いですし、子会社もそれなりに規模感があります。

今回の導入拡大で国内グループ会社を含め16万人の2割がジョブ型で働くことになり、今後は子会社にも広げるようです。

生え抜きさんの社内ネットワーク

生え抜き社員さんで社内のネットワークを最も大事にする人。

社外営業より、社内営業を優先する人がいます。

*生え抜き社員とは:新卒採用で入社し、その会社でずっと教育された社員を言います。

社内営業=社内のキーマン(ボスや他のラインの社内権力者)に対して、ゴマすりしてご機嫌を取る。

仕事が多少できなくても、要領とキーマンのお気に入り度合いで、社内のそれなりの地位につくことができる。
(例えば、新卒時にお世話になった上司等)

生え抜きさんの社内ネットワークについて、今は少なくなったかもしれませんが、まだまだたくさんあると思います。

民間企業だけではない

特に民間企業は意識高く、ジョブ型雇用に対して動いている、或いは準備をしている企業も多いと思います。

民間より先に手を打つべきは、仕事の役割分担が分かりやすい、そして業務が細分化され過ぎている公務員。
(民間ならそこまで分けていても、いくつかの部署で掛け持ち対応している)

きっとジョブ型社員にするべき管理職が、たくさん公務員の中にはたくさんいるのでは?と感じています。


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