#132 光あるし
しまったもう月曜日か。急にいわれても困っちゃう狂っちゃう。
正月はカミさんの実家こと広島の山奥に出かけてきたのですが、義父に連れられて車で走ること30分、闇の濃くなった田舎道に忽然と光があらわれる。
ペットボトルを組み立てたイルミネーション会場がある、と事前に話は聞いていたものの、その規模たるや想像を遥かに超える大きさで、この熱量は何なのか、
冬ホタルとはなんなのか。どこに卵を産み付けるのか。
ヒントはよしだなんだけど。よしだ!
だんだんと奥の方の家屋も照明に侵食されてるし、と、ツッコミの追いつかない感じで大変面白うございました。その、地方の、極めてローカルな催し物、という気分が野放図さを生んでいる所が良いので、このままひっそりと毎年続けていってくれればなあと思いました。
苦い経験があって、阿佐ヶ谷の七夕まつりもなまじ有名になっちゃったから、クオリティの高い張り子ばっかり並んじゃって、昔みたいな、商店主の作ったいけぞんざいなキャラクターものがすっかり鳴りを潜めてしまってしまった。あの造形物の崩れかたや不安定さがあるからこそ毎回ワクワクしてたのにな。いまや3Dプリンタでなんでもできそうだものな。な。
ひさびさにこのタイプのワクワク感を味わいました、とさ。
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