明確な目標を持ったワーホリ生活は少々難しいかもしれない
同じワーホリの中ではよく、スキルドワーカービザについて語られるし、目指しているかを聞かれるが、その質問に答えるなら
次のビザ獲得を目指してはいない。が取る過程を過ごしている。
昨日久しぶりに故郷(ブライトン)へガーデニングの手伝いをしに行って一日中木を切っていたら足と腕の疲労が溜まったが、作ってもらったジャパニーズカレーが感動するほど美味しかった。
なぜなら日々のガーデナーの仕事は
勤務時間8時間の中に立ち話の時間が1時間、1人で作業している時も7割くらいの作業効率、しばらくの間、疲れるほど働いていなかったからだ。
そんな作業が始まる前に、縁あってイギリス生活に関するインタビューを受けた。
喋るのは好きだし、普段から記録もしているが、質問に対して簡潔に答えることは難しい。
後から振り返ると、サッカーの試合後のインタビューで、この人質問に答えてないなと思う瞬間がよぎった。
最も難しい質問はビザが切れてからの目標は?
これについてはイギリスに来る前に色んな人に相談した。
小学校・中学校の友人
高校の友人
大学時代の友人
親・親戚
社会人になってからできた友人
意見を大きく2つに分けると
①2年後日本に帰って独立するためにSNSでファンを獲得する。
イングリッシュガーデンは日本でかなり需要があり、働く場所を記録し情報提供するだけでリアルを届けられる
と思っていたが実際働いている場所は超プライベート空間なので公開は禁じられているので、断念した。
そもそも目標を決め、そこから逆算して生活スタイルを確立することが苦手なので向いてなかっただけかもしれない。
②あまり先の事は考えずに目の前に一生懸命取り組む。
結論を言うと今この状態にあるので、目標はない。
がしかし、厳密に言うと細かい抽象的な目標の中で生きている。
それは豊かな人生にすること。
日本を出る時は自分の人生にかなり行き詰まった状態だったことを考えると、ほんの数ヶ月で2年後の目標に切り替えるのは無理があった。
イギリスに来る前に
ビザの事、仕事のこと、何も期待をする必要はない、ただ思いっきり楽しんでおいで
あんまり先の事を考えるよりも、日々を淡々と過ごした先に何か発見できるんじゃない?
イギリスに来てから出会った人に
日本人ガーデナーとしてここで働くことは大変貴重な体験ですので、日々の出来事を記録してください、必ず将来役に立ちます
同僚に
仕事に100%の力を注ぐなんてことはするな
1番大事なのは自分の時間、もっとプライベートを大切にしろ
印象に残る頂いた言葉は常に頭の片隅に置いていて生活しているし、これらはイギリス滞在延長を目標にしてしまった時失われてしまう意識なのではないかと思う。
愛情のこもった美味しいカレーを食べること
休みの日にハウスメイトからスーパー悪口が書かれた手作りパイの写真がわざわざ送られ、ふざけんなクソ野郎と返事する事
まだ仕事が終わる45分も前なのに、わざわざ私のところへこっそり来て脅かした後、30分雑談してそろそろホームタイムだと言って帰ること
例え結果や過程が同じだあったとしても
こうして文化や環境に溶け込むように馴染む時間を過ごすことが本当は掲げたい目標で、
これは仕事で成果をあげる事や知識やスキルを向上させることからイギリス長期滞在や滞在延長を目標に掲げることとは大きな違いがある。
2024.07.22
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?