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スポーツコミュニケーション!

スポーツにおけるコミュニケーションの重要性

昨今、スポーツ指導におけるニュースをよく耳にするようになりました。世の中が変化しているのにスポーツ現場ではその変化に追いついていないことも多くあるのではないかと思います。理由の一つにコミュニケーションのあり方が一方通行で、教える人(指導者)が絶対の存在であり現場を支配する場面が見受けられます。もし、指導者のコミュニケーションにバリエーションが増えたら選手のパフォーマンスに影響するでしょうか。今までにやり方が間違っているのではなく、指導者が新たに武器を備えるともっとパフォーマンスが上がるのではないでしょうか。

一般社団法人日本スポーツコーチング協会の活動

スポーツ指導者向けのコーチングを推進している一般社団法人日本スポーツコーチング協会(SCAC)という団体があります。この団体は国際コーチ連盟 マスター認定コーチの谷口貴彦氏が代表理事、日本ラグビーフットボール協会に所属、女子7人制ラグビーのヘッドコーチである稲田 仁氏が理事を務める団体で、スポーツを通じて世の中に大きな影響を及ぼしたり貢献する真の人材を育成し、広くは社会の健全な発展につなげる事を目的にしています。
この協会ではスポーツ指導者に向けた研修やコーチングを行っています。指導者の従来の選手への接し方を否定するものではありません。コミュニケーションの切り口から指導のバリエーションを増やすことで選手に考えさせたり主体的な行動を促すハウツーを広めています。

なぜスポーツコミュニケーションが必要なのか?

昨今のスポーツはスピードが速くなり、難易度も上がり戦略が複雑化したりで指導者の指示を仰いでいたら間に合わなくなります。指示を待っていると負ける確率も上がるでしょう。そのため、選手それぞれの主体性に委ねて選手がその場でベストチョイスを判断し、局面を打開していく力が求められます。

主体性はどうやって培うのか?

スポーツの現場で指導バリエーション(選手との双方性コミュニケーション)が増えるとどうなるか。選手個人の能力は。チームパフォーマンスは。指導者は何をすればいいのか。例えば問いかけることで選手は考え、やがて主体的な行動に変化していくと思います。答えを与えるのは簡単ですが、答えを考えないと選手の成長はありません。選手に考えてもらうためには効果的な問いかけが有効です。問いかけによって人の思考は回転し、気づきが増えて行動が変わります。行動が変わると結果も変わってきます。

スポーツコミュニケーション BASIC 1 研修

同協会が提供する 『スポーツコミュニケーション BASIC 1 研修』が 公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツ指導者の資格更新のための 義務研修に認定されました。きっと新しいスポーツコミュニケーションを学べる機会になると思います。
スポーツコミュニケーションに興味がある方は、是非覗いてみてください。一般社団法人日本スポーツコーチング協会 『スポーツコミュニケーション BASIC 1 研修』 


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