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筋緊張を考える〜硬いとは?〜

どうも、
この前憧れのなんばHatchに
スタッフとして入場できて
嬉しかったやまねです。

なんばHatchは自分が高校生の時から
よくチケットを買って
足を運んだところなので、
憧れの場所であり、夢の場所でした。

目標が一つ達成できて嬉しいです。

少しずつ、
周りの皆さんの力を借りながら
前進して行きたいと思います!!


さて、
今日は筋緊張についてです!💪


筋肉の頑張りすぎ!!=筋緊張
だと思っていませんか?


曖昧な筋緊張を自分なりに考えたので
是非参考にしてみてください…!

筋緊張とは

筋緊張とは
安静時に筋は完全に弛緩していても
一定の緊張があり、
筋の弾性が保たれていること。

標準理学療法学 運動療法学 総論 第3版 p39


誤解してはいけないのが、
筋緊張は筋線維からのみ生じているわけではないということです。


筋緊張は筋膜組織からも生じているのです。

つまり
筋緊張 = 筋線維 + 筋膜組織
なのです!



筋は収縮、弛緩することで
張力が変化します。


◎筋の弛緩 = 静止時に神経の指令がない状態。
      (電気的に何も起こっていない)

◎筋の収縮 = α運動ニューロンからの指令により
                       筋線維が短縮する状態。

そこで知っておきたいのが
静止張力活動張力です!


静止張力
静止筋で
筋長を他動的に長くすると、
結合組織などの膜構造による弾性で
発生する張力
のこと。

活動張力
筋が収縮することで得られた全張力から
静止張力を引いた張力のこと。


筋が伸ばされれば伸ばされるほど
静止張力は大きくなりますが、
活動張力は減少します!

(伸びすぎてる、縮みすぎてると活動張力は低い。)


これらを踏まえて
"緊張"という言葉の意味をみてみましょう。

"緊張"とは
緩みのないこと。
張った状態であること。
一定の収縮状態を保つこと。

"緩みのないこと" 
"一定の収縮状態を保つ"
→筋に神経の指令が常に入力されている状態。

"張った状態である"
→筋が伸ばされている状態。

ということが言えるかと思います!


神経の指令が常に入力されている状態は
生理学的観点ですが
筋が伸ばされている状態は物理学的観点です。



生理学的、物理学的観点で
どのような状態であれば
筋緊張が高い、筋肉が硬い
状態になるのかを考えていきます!

硬いケース①〜持続的収縮〜

まずは生理学的観点です!

先述の通り
緩みのないこと、一定の収縮状態を保つには、
神経からの指令が筋に必要です。

常に神経からの指令が筋に入力されている
状態は何でしょうか?

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