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梅干しの詩(仕事で没になった詩の供養)

大賞狙いではありませんが、枯れ木も山の賑わい。
詩を売ってるんで没詩の供養を。


   南高梅

皮薄く大粒で果肉が柔らかい
日本の梅の中でも至高

あの何もかも失った戦争からの復興に
紀州みなべの若い力が改良を重ねた
和歌山県立南部高校
その名を由来とする

紀州みなべの南高梅

遠く日本を離れた異国の地で
旅人がぽろぽろと涙をこぼす
その口に梅干し 祖国の味

日本の食文化 世界に誇る味

#創作大賞2024
#オールカテゴリ部門

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