西野さんに「セトちゃんは0点」と言われてから半年。
こんにちは!オフィスに巨大な煙突があるのですが、来るたびに「すごい会社だなぁ(笑)」と思っているセトちゃんです。
↑これが丸々あります🤣
さて!
遡ること半年前、僕は、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のオンライン公演と題して、イベントを開催しました。
イベントに際して立ち上げたクラウドファンディングでも、本当にたくさんの方に支援していただき、当日の公演を観てくださった方は2000人以上。
(本当にありがとうございました!!)
ただ、言葉を選ばずいうと、当日お見せした作品(映像)のクオリティが低く、、公演1日目の夜に、西野さんに「セトちゃんは0点だった!」とはっきり言われました。
「セトちゃんは0点だった!」という言葉だけを聞くと、キツく見えるのですが、現場の温度感は少し違っていて、
西野さんは「世界で戦うとはどういうことか」「そこに対してセトちゃんに足りていない部分は何か」ということを、朝までかけて優しく教えてくださいました!
「0点」は、今考えても、西野さん流の愛のムチだったんだろうなと思っています。
と言いつつも、その時の僕が0点だったのは、それはそれで現実で、、僕に何が足りなかったかというと「エンタメを見極める審美眼」です。
まだまだエンタメ初心者の僕は、あるエンタメを見たときに、そのエンタメの「どこがいいのか??」「どこが微妙なのか??」「どの要素が人を感動させているのか??」を見る目がなかったんですね。
そして、これがないと、リーダーとしてエンタメを作っていく際に、自分たちの作品の良し悪しを判断できないですし、その前に、どのクリエイターさんを選べばいいかすら判断できません。
例えば、前述のオンライン公演では、プロから見たらクオリティが低いと一発でわかるものを、僕は「これはいい作品だ!」と思って出してしまっていたんです。
、、このままではまずい。
このとき、自分の中で火がつきました。
そして、その日から、生活がガラッと変わりました。
とにかくまずは「数」を見よう!と思って、毎日劇場に通い、移動の時間は映像作品を見て、、という日々が始まりました。
始めてみてわかったんですが、最初、体が全然ついていかなくて、、辛いんです(笑)
それまでは舞台やミュージカルを全然見てこなかった人生だったので、毎日、劇場で3時間の作品を見続けて、合間に映画を見て、、みたいな生活はしんどさがありました。
「エンタメで生きる耐性」がついていなかったんです。
でも、「ここが人生を変えるタイミングだな。」という確信が僕の中にあったので、何とか体を強制的に変えようと思って、先に「アウトプット先」を作ることにしました。
作ったのは『セトちゃんのエンタメ勉強日記』というFacebookグループ。
最終的に2400人もの方が入ってくださったのですが、そこで、毎日「エンタメに関する学び」を1投稿以上することを宣言しました。
こうすると、、「今日くらいはいいかな??」という言い訳が通用しなくなります。
みんなが見ているので、今日も明日も明後日も、エンタメの学びを投稿し続けなければ、サボってるのがバレるんです(笑)
内容が薄いと、すぐバレるのもつらいところ。。
ただ、そんな状況で、ヒイヒイ言いながら、毎日頑張ってたら本当に不思議なことが起きて、、
辛くなくなったんです!
見れば見るほど「エンタメ」の奥深さや面白さがわかってきて、、完全に「エンタメ」にのめり込んでしまったんだと思います。
いつの日か、ライフワークのように、毎日エンタメを見て、毎日学びをグループで投稿して、、というのが当たり前になりました!
そんな頃に、(まだまだ未熟者なのですが)「これが、エンタメで生きていくってことなんだな」ってことを、初めて実感したんです。
そして、それと同時に、「あの"0点"がなかったら、自分はどんなに甘いエンタメ人生を送っていたんだろう。」という、恐怖に襲われました。
そんなわけで、半年で積み上げたエンタメの知識や経験は、すごく小さなものですし、もちろんそんなものだけでは、最前線で戦う方々にはとても歯が立たないのですが、
僕が今後生きていく中で、基盤となる「戦う体」を手に入れることができた気がしています。
僕の中では、これがすごくすごく大きなことで。
こんな人生のきっかけを作ってくださった西野さんには、ちゃんとお礼が言いたいなと思い、先日、直接会えたときに、伝えてみました。
「西野さん、ずっと言いたかったんですけど、、あのとき0点をくださって、ありがとうございました!」「あれのおかげでエンタメと本気で向き合えるようになりました!!」
と言ってみたところ、
西野さんはいつも通り、笑って受け止めてくれました!(笑)
そして、後日、また別の飲み会で、先述の「セトちゃんのエンタメ勉強日記がすごい!」という話題になり、その流れから、西野さんが「エンタメを見る目が細かくなってるのがいいね!!」と褒めてくださって、、
「絶対オンラインサロンをやったらいいじゃん!!」
という一言をいただきました。
「0点」をもらった西野さんから、成長を褒めていただいたことがめちゃくちゃ嬉しかったですし、同時に、すぐに"次の死にかけそうな挑戦"を用意してくださる西野さんは、優しいなと思いました。
あんなに忙しいのに、ずっと見ていてくださっているんです。
もう、、こんなの挑戦するしかないじゃないですか。
もちろん、間近で西野さんや田村さんなどの凄すぎるサロンオーナーさん達を見ているので、「オンラインサロン」がどれだけ大変なものか、ある程度は知っているつもりです。
考えれば考えるほど、怖さや不安も出てきます。
でも、やります!!!
今までもずっとそうやって生きてきたし、これもまた「人生を変えるチャンス」だと思うんです。
僕には、数々のサロンオーナーさんのように、武器となる実績も知識もないので、「何かを教える!」ということはできないと思います。
ただ、そんな何者でもない僕が、エンタメの最前線の現場で、もがいてもがいて学んでいる姿を、サロンではそのままお伝えしようと思っていて、
それを通じて「みんなで一緒に成長していけたら最高だなぁ。」と思っています!
◾️オンラインサロン『セトちゃんのエンタメ挑戦記』
売り上げは、全額、自分が進めているプロジェクト(今だと、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の製作費)に充てたいとおもっていて、
そんな意味では、プロデューサーとして「お金の問題から逃げずに、自分でお金を集める挑戦」だったりもします。
そんなこんなで、自分でも認識しきれないくらい、次から次へと新たな挑戦が続いていて、バッタバタな人生なのですが、一緒に走ってくださる方がいたら、めちゃくちゃ嬉しいです!
どんなことがあっても、僕は走り切りますし、ここで僕に期待をかけてくださったことを、絶対後悔させない人生にします。
そんなわけで!
また死にかけながら、一つ一つ痛みを味わいながら、頑張っていこうと思いますので、これからもよろしくお願いします!!😊
セトちゃん
今日も読んでいただきありがとうございました😊😊
◾️セトちゃんのエンタメ挑戦記
◾️西野亮廣エンタメ研究所
いつもありがとうございます!! これからも、自分の目で見て、肌で感じたことを等身大の自分で発信していきます。