見出し画像

「なんとなくいいよね」の正体を探るのって面白い!

こんにちは!週に一度大学に向かうたびに、自分が大学生なんだということを思い出して、自分で笑いそうになってしまう瀬戸(口)です。いい加減そろそろ卒論に手をつけないとやばいです(笑)

さて!

先日、「占いフェス」というイベントで、助っ人として、おでん屋の大将(2代目 西野のおでん)をやらせて頂きました。

当日は、仲間として集まってくれた学生アルバイトのみんなと楽しみながら頑張り切ったんですが、

じつは、その前に、
「占いフェスにスタッフとして参加するにあたって、色々勉強してから臨んだ方がいいだろう」

ということで、
「占いフェス」を運営する「ザッパラス」という会社で2日間インターンをさせてもらっていたんです。

今日はそこで得たある学びを1つ、みなさんとシェアしてみたいと思います!

よろしくお願いします😊😊


🍌「運がいい」って何??🍌

さて!

いきなりですが、みなさんは、

「運がいい」ってどういうこと??

と聞かれて、パッと答えられますか??

、、、、

うーーーーん。(笑)

なんか「運がいい」っていう概念はなんとなくわかる気がするんだけど、それをパッと文章にして答えろ。と言われても、、(笑)

じつは、、
ザッパラスでインターンをした初めに冒頭の質問を投げかけられて、それに対する僕の反応が、これ↑↑でした(笑)

よくよく考えてみると、、

「運がいい」って曖昧でよくわからない!!

僕も含めて、これが多くの人の本音なような気がします。

本来、それ自体は全く悪くなくて、「運がいい」は曖昧なまま終わらせていい言葉だと思うんですが、、

じつはそれだと都合が悪い人たちがいます。

それは「占い」について考え、サービスを提供する人たちです。

今回の占いフェスもそうですが、
「開運メイク」「開運アイテム」「開運フード」
などと謳って、「これを使ったり、受けたりすることで運気がアップしますよ〜」という仕掛けを至る所に仕掛けることで、「占い」というものは成り立っています。
(ってことを今回学びました😊)

お客さん側は、とにかく「運が良くなった!」「いいことが起こりそう!」という実感が持てればいいので、、

「運がいいとは??」

ということについて掘り下げる必要はないんですが、

そのサービスを提供する側は、そこを深く掘り下げなければいけません。

でなければ、「運がいい状態に持っていく」ことができないからです。

というわけで、今回、
「運がいい!」という現象について、ロジカルに分析してみようという話になりました!

まず、「運がいい」というのを言語化すると↓↓

❶たいして頑張らなくとも(努力しなくとも)
❷望んだものが
❸手に入る
状態。

というような文章に置き換えられます。

例を挙げるならば、
「歩いていたら、偶然道端で1000円札を拾った!ラッキー!!」
というような感じです。

さて、
「運がいい」ということの解像度が上がってきたところで、あとは、この状態をどう作り出すか(運をどう良くするか!)が問題です。

これさえできれば、誰でも「開運」を謳って占いやサービスを提供することができます!

では、占いフェスを運営する「ザッパラス」はどう考えているのか。

それがコチラ↓

❶たいして頑張らなくとも
これは、まず前提です。
「お金持ちになりたい!」という人に対し、「それなら寝ずに働き続けなさい!」というのは、ある意味正論なんですが、当人はそれでお金持ちになっても「おれは運がいい!」とはきっと感じません。

だからこそ、「占い」では違った角度からアプローチしていきます。(その前提を理解した上で、大事なのが❷と❸です↓↓)


❷望んだものを
ここが占いの力の発揮どころ。

結論から言うと、
「望んだもの」を、より具体化させるんです。

どういうことかというと、、

「お金持ちになりたい!」
という望みを持った人がいたとします。

その人に対してのアプローチはこうです。
「あなたにとっての"お金持ち"とはどういうイメージですか??」
「年収1000万稼ぎたいのか。それとも、ハワイに豪邸を持ちたいのか。それとも、外車が3台欲しいのか。それならそれぞれいくらの外車が欲しいの??」

ようするに、
「具体的にあなたは何を望んでいるんですか??」

ということを深層心理から導き出します。

そのための手段が、タロットだったり、手相だったり、生年月日だったり、水晶だったりする。ということです。

このことについては、科学的にもデータが出ているらしく、

「人は、望んでいるものの解像度が低ければ低いほど、それを叶えられる確率が低い」
という研究があるそうです。

だから「目標は明確に立てろ!」とよく言われるんですね!なるほど。

というわけで、
「占い」を通して「望んでいるものの解像度が上がる」ことで、「叶えられる確率が上がる」=「運が良くなっている状態になる!」

ということなんです!

じつは、同じようなカラクリで、
❸手に入る
も説明することができます

「手に入る」というのは、ようするに「実現する」とか「達成する」ってことに置き換えられると思うんですが、

これも科学的なデータで説明ができます。

聞いてみると、実にあっけらかんとしていてつまんないんですが、

「望んだことを実現しやすい人」は、「望んだことを実現するための試行回数がとにかく多い」
という事実があります。

1/10の確率のことも、5回やる人と50回やる人では、結果が変わってきます。
50回やる人の方がもちろん成功体験が多いので、「自分は運がいい!ついている!」という潜在的な意識を持てます。

では、「占い」はどのようにここを強化するのか??

それが、ラッキーナンバーだったりラッキーアイテムだったり、「運がいい月」だったりするんです。

「占い」では、とにかく「気分を上げたり、気分を切り替えさせて、チャレンジさせる」ということを重要視します!

そう考えてみたら、そういう気がしてきませんか??

「今年は5月と10月がラッキーなので、そこで新しいことを始めると上手くいくよ!」
なんて言われたり、「あの子との相性がいいらしいから、来月アタックしてみるといいかも!」なんて言われたり、、はたまた「前の恋は忘れて、次の恋愛をしましょう!」なんて言われたり(笑)

ようするに、どんな形であれ次のアクションを促している(試行回数を増やそうとしている)んです。

では、これらが全くのインチキかと言われたらそれは違います。

心理学によると、
人間は「この月が運がいい!」と言われたら本当にその月のパフォーマンスが上がるし、「これがラッキーアイテムだ!」と言われて、それを持つと、本当にいいことが起こるようにできているらしいんです。

面白いですよね🤔🤔

僕は、こういうことを考えるのがとても好きなので、ずーーっと考えてしまうんですが、

「占い」の話をずっとしていても飽きてしまうので、ここら辺でまとめると、

このように、

❶たいして頑張らなくとも(努力しなくとも)
❷望んだものが
❸手に入る

「運がいい」という現象の解像度を上げ、その上で「運がいい状態に持っていくにはどうしたらいいか」というのを考え抜いたのが「占い(開運)」であり「占いフェス」というイベントだ。ということです。

(※占いにもたくさんの考え方があります。あくまでこれは一説だと思います。)

これこそが、今回の結論!!

としてもいいんですが、、

僕の今回の学びは、じつはこの先にあります。


その学びとは、、

エンタメを提供する側は「なんとなく」を言語化し、理解しておく必要がある。

ということです。

「占い」もお客さんで終わるなら、「なんとなく運気が上がった気がする!楽しいね!」でいいと思います。

でも、それを提供する側になるのであれば、
「なんで運気って上がるんだっけ??」「てか、そもそも"運がいい"ってどういうこと??」
というように、理屈を知って、理解して、説明できなければいけません。

、、、、、

でなければ再現できないからです。


「ディズニーの行列」がじつは、その後のお客さんの満足度を上げていることだったり、西野さんがよく言う「イベント時に、開演に合わせて少しずつBGMのボリュームを上げること」だったり、もそうで、

お客さんとしては、その理屈を知らなくても「楽しいし、なんだか幸せ」だからいいんです。

ただ、それを提供する側(エンタメを作る側)になるならば、そこを知っておかなければいけないと思います。

今回の「運がいい」「開運」のように、
世の中には、「(なぜだかわかんないし、なんなら気付いてもいないけど)なんとなくいい!」というものがきっと多く転がってるんだと思います。

エンタメに携わるものとして、
そんな「なんとなくいい!」の理屈を疑って、解像度を上げることで、今度はその「なんとなくいい!」を作り出せるような人になりたい。

と思いました!!

そんな感じで、最近は、
世の中に存在するものの解像度を上げられたら、もっと世の中が面白く見えるし、面白いものを作り出せるようになるんだろうなぁ。と思いながら、色んなものを見てじっくり考えたりしてます!

という話でしたー!!!


今日も読んでいただきありがとうございました😊😊









いつもありがとうございます!! これからも、自分の目で見て、肌で感じたことを等身大の自分で発信していきます。