見出し画像

ヨガを続けてみて

ヨガとカウンセリングを1年半続けてみた。

うつ病になってから通っているのだが、講師はヨガ&心理カウンセラーの資格を持った人。心と体がつながっていると言うことをモットーに、ヨガとカウンセリング一緒にやってくれる。

それまで私は全くヨガをしたことがなく、ヨガ=手軽にできるエクササイズ位に思っていたのだが、1年半やってようやく気づいてきたことがある。

ヨガは、自分の今の状態を知るため、自分を観察するため、自分と向き合うためにする。あくまでも自分が中心。自分の心と体の状態をきちんと知る事をベースとしていることがわかった。

カウンセリングの時にいつも、自分と他人の関係のことを中心に話をするのだけれど、いつもその時に自分はどう思ったのか、自分はこれからどうしていきたいのかを聞かれる。

その後にヨガをするのだけれど、集中して自分に向きあうことができるようにようやくなってきた。

それまで、自分の状態は自分が一番わかっていると思っていた。
だから、他人から色々と言われたくない。
自分は大丈夫だから、他人のことを尊重しないといけないと思っていた。

私は会社の経営の立場で、20人くらいの人を見ないといけない立場だった。夫(社長)の意向をみんなに伝えないといけないし、みんなの意見も尊重したい。スムーズにやるにはどうしたらいいかを常に考えていた。辛いことは自分が率先してやらないといけないと思っていたし、誰かのカバーは自分がしないといけないと思っていた。

ヨガの時間は、本当に自分に没頭できる時間になっている。
誰のことも考えない。自分だけのことを、自分で見つめている。
ここまで冷静に自分を見つめた事はなかった。
他人から言われても、そんなことないと否定していけれど、自分の状態は実は自分が一番気づいていなかった。

自分を観察するのは、簡単そうで本当に難しい。
しかも毎日状態が変わる。
それに毎日付き合っていかないといけない。
だから、自分を大事にしないといけないと思う。

慣れれば、きちんと自分の状態に気づき、自分に寄り添っていけるはずだ。
そのようなことに気付かされた。1年半もかかって。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?