息子との日常～トイレ掃除デビュー～

息子は遊びに夢中でトイレをギリギリまで我慢したり、早く遊びに復帰したくてノールックでおしっこしたりするので、用足し後はトイレがひどく汚れていることがある。

普段はその度に掃除をしていたが、息子が小学校に上がった節目ということで、トイレ掃除デビューさせることにした。

僕　：おい、Hくん（息子）。ちょっとトイレ掃除しよう。
息子：え～　やだ。
僕　：なんで。
息子：汚いから。
僕　：汚くしたのは誰よ。
息子：ボク。
僕　：分かってるんなら掃除しよう。
　　　自分で汚したなら自分で掃除した方がよくない？
息子：やだ～。
僕　：自分が汚したけど、掃除は誰かにしてほしいってこと？
息子：うん。（自分の理屈がおかしいことに気づいてニヤケ出す）
僕　：言ってることメチャクチャだと思わない？
息子：思う。
僕　：今日は便器の周りだけでいいから掃除しよう。
　　　ちょっとおいで。
息子：（心底嫌そうに項垂れながらついてくる）
僕　：これ、トイレの洗剤（ピューっと撒く）
息子：！！（目を輝かせながら）めっちゃ緑だねぇ！
僕　：そうやで。ほんでこのブラシでゴシゴシして。

息子、自分の予想に反して楽しかったらしく、その後はわりとノリノリでトイレを磨いていた。

しかし面倒なことには変わりないらしく、「キミが汚した後はいつもお父さんが掃除してるんだよ」と話したら神妙な顔をしていた。

またひとつ大人に近づいた一日。