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イベントチーム

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参加したイベントのレポートや、Balloonが運営に関わるイベントデザインについてのマガジンです。
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記事一覧

都市における新たな関係:クリエイティブネイバーフッド

都市における新たな関係:クリエイティブネイバーフッド

都市型イベントのひとつ #078KOBE にボランティアスタッフとして関わらせてもらうことになったこともあり、都市やらコミュニティやらについて調べたりしているのですが、偶然見つけた『MEZZANINE(メザニン)』という雑誌が興味深かったので簡単にまとめ。

Volume4 のタイトルは『都市の新関係論 クリエイティブネイバーフッドという代替案』。

編集長の #吹田良平 さんという方の冒頭文書に

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stand.fmのはじめかた

stand.fmのはじめかた

2020年の3月から、Balloon Inc. では「stand.fm」を利用した音声配信メディア『Balloon Channel』を開始しました。

年始から音声配信用のプラットフォームをリサーチ、テストしながら、最終的には「stand.fm」をメインに「Anchor」とあわせたふたつのプラットフォームを選んで運用しています。

今回は「stand.fm」を選んだ理由や良い点、配信のための機

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ASIA BOOK MARKET@阪急うめだ本店

ASIA BOOK MARKET@阪急うめだ本店

【ASIA BOOK MARKET】
少し前に阪急うめだ本店で行われていたASIA BOOK MARKET、東アジアのアートやデザインにまつわる書籍や雑貨が販売されてます。凝った製本やクオリティの高い書籍というよりも、雑誌やZINEなどといったカジュアルな形式のものが主で、東アジアの「今」の雰囲気が感じられる内容だと思います。

デザインからイラストレーション、写真など幅広い分野の本が並び、木で組

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バング & オルフセンのポップアップストア

バング & オルフセンのポップアップストア

バング & オルフセンが、京都で期間限定でオープンしていたポップアップストア。

施工途中のような乱雑さに対して、水平垂直でデザインされた什器やバング & オルフセンの端正なプロダクトとの要素が、それぞれ相反しながら調和しつつ興味深い空間をつくってた。

MDFを集成材でサンドイッチした(多分)板材を用いて什器がデザインされて、この什器の中にも垣間見えるコンクリートのソリッドな塊とのコントラストが

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(名ばかり)リーダーはTEDxKyotoのShow teamで何をしたのか

(名ばかり)リーダーはTEDxKyotoのShow teamで何をしたのか

TEDxKyoto 2015にて、ショーチームをまとめる立場として、こんなことを気をつけながらやっていたよ、という事をなんとなく記そうかと思って書いてます。

(その前にまずは、実際にお越しくださったスピーカー、パフォーマー、パートナーの皆さん。パーティシパントやチームのみんなに、感謝申し上げます。)

脱マニュアル化

TEDxKyotoには3年間の積み重ねがあります。明文化されてる部分も、され

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Design Week Kyoto 「クラフトソン2019」

Design Week Kyoto 「クラフトソン2019」

7/13 DAY・17/13〜15日の三日間開催されるクラフトソン2019。3回目となる今年は宇治の「おりん」、「組みひも」をテーマに新しい商品開発を目指します!
初日は主にインプットデーとして、源氏物語ミュージアムで宇治の歴史や文化の説明、二箇所の工房の見学をさせていただきました。

源氏物語ミュージアムの家塚さんの「宇治愛」溢れるプレゼンテーションは圧巻で、これまで知っていたようで知らなかった

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【イベントレポート】4D Conference 2019 オープニングイベント

【イベントレポート】4D Conference 2019 オープニングイベント

2019年10月21日 - 23日の3日間大阪府立国際会議場で開催される、デザインの意味を探る学術会議 4D Conference 2019:4D・Designing Development Developing Design – Meanings of Design in the Next Era。オープニングイベントとして立命館大学大阪いばらきキャンパスにて開催された講演・パネルディスカッショ

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【イベントレポート】design surf seminar 2019

【イベントレポート】design surf seminar 2019

.Too が主催しているイベント『design surf seminar 2019』へ参加してきました。ブランディングやアート思考やUXなど、デザインにまつわる様々なセミナーが開催されていました。
とても面白く興味深かったので、聴講したセミナーのレポートをまとめています。(多分に個人的な解釈が入っています、あと長いです。)

マツダ株式会社 常務執行役員 デザイン・ブランドスタイル担当 前田 育男

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DWK Creative Session Vol.4-「意味」が問われる時代におけるモノづくりの仕組みと考え方・まとめと雑感

DWK Creative Session Vol.4-「意味」が問われる時代におけるモノづくりの仕組みと考え方・まとめと雑感

安西洋之さんによる「意味」が問われる時代のデザインについての講演。
イタリア、ミラノを中心にした製造業の例を通じて、「意味のイノベーション」という切り口でモノづくりについて話をしてもらいました。
この内容をまとめて、雑感(*から始まる段落)なんかも書きました。

最初の問い意味についてもっと深く考えてほしい。
今の時代を例えるなら、海の中で霧に囲まれている。はっきりした見通しが無い。
また「デザイ

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ドイツのデザインについて考える〜BRAUNとディーター・ラムスのカンファレンスを手掛かりにして〜

ドイツのデザインについて考える〜BRAUNとディーター・ラムスのカンファレンスを手掛かりにして〜

昨日、安西 洋之先生をお招きしてのイベント『「意味」が問われる時代におけるモノづくりの仕組みと考え方』に参加し、イタリアにおけるデザインとシステムについて拝聴しました。

その上で、ドイツのデザインと対比してさらに検討するため、ディーター・ラムス氏によるデザインシンポジウムを聴講した際のメモをnoteにまとめておきます。

1.イントロダクション
「ディーター・ラムスとドイツデザイン」Fritz

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大阪市立デザイン教育研究所創立30周年記念「デザイン教育の100年」メモ

大阪市立デザイン教育研究所創立30周年記念「デザイン教育の100年」メモ

大阪市立デザイン教育研究所創立30周年記念「デザイン教育の100年」で、大阪大学名誉教授藤田治彦先生の講演を聴きにきました。
デザイナーでなくても知っているバウハウスを、マルセル・ブロイヤーを軸に「デザイン教育」という視点から切り取った藤田先生のトーク、とても勉強になりました。

マルゼルブロイヤー も、当初はアーツアンドクラフツ風の作風だった。初期のアフリカンチェアはこんな感じ。モダンデザインと

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