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建築経験ゼロから現場で「見て」「学んで」「実践」を繰り返し今の自分が居る

バレッグスでは、「つながりを大切に、暮らしを豊かにする。」を使命に掲げています。そのため毎日多くの方の暮らしについて向き合い、ご提案しています。
そんな弊社の『不動産のプロフェッショナル』の方々にわたくし"くどう"がインタビューしてみました!

今回は建築部のリノベーション施工課の杉本課長にインタビューしてみました!
実は、、、杉本課長と私は同期なのです!
関西節がすごく、会うたびに元気をくれる最高のお調子者ですが、人一倍努力家で芯があるかっこいい現場監督です!
杉本課長は弊社に入社後建築部に抜擢されたのですが、今まで建築業界に全く触れていない杉本課長。
ですが毎日現場に行き、職人さんや先輩社員に教わりながら、入社一年目から何戸もリノベーション現場を回しておりました。
こういう努力の積み重ねで、今ではリノベーション施工課を引っ張っています。


Q1. 仕事内容を教えてください!

リノベーション建築現場(主にマンション、時々戸建て、稀に店舗)にて段取り、指示、確認を行っています。
段取りとは、材料搬入スケジュールの確認、人の出入り調整などのことです。さらに、実際に施工する図面を基に職人へ指示し、出来上がってきたものに対しお客様を交えて内容のご確認などを行います。
大手会社や、新築メインの会社であれば、施工担当の主な仕事は書類の作成や検査対応となることなり、実際に現場に入らないことが一般的です。ですが私たちは、現場での作り方や納まり(細部の造作の詳細)の職人への指示がメインになります。
また、既存住宅や既存の建物を使って施工するため、二度と同じ内容の現場は存在しません。似たり寄ったりの出来事や、既存事例に倣って施工イメージができることはありますが、すべての仕事が初めて施工する内容になります。
その中で様々な工法を駆使し、すべての建物構造を踏まえつつその現場にあった方法を検討、選択し間違いなく職人へ、またお客様へ伝えていくことが求められる仕事です。

Q2. 嬉しかったエピソードは?

引渡し後のお客様からの言葉で【充実のアフターサービス】というコメントを頂きました。
沢山リノベーション会社が載っているようなWEBサイト経由のお客様からのコメントでした。
普段、建物完成後にお客様から頂くコメントは、打ち合わせがスムーズとか、営業や設計担当の知識が豊富で安心したとか、営業や設計の担当に対する感謝のお言葉が多いのですが、施工品質に対してのお褒めの言葉をいただけた時にはとてもうれしかったです。
弊社で工事に至る際には接客、仕様決定などの打ち合わせが先行して行われ、施工に入る段階ではお客様と担当営業の関係性は出来上がっている状態になります。ですので、その後いかに今までに築いた関係性を崩さず今までの内容以上の満足度、安心感をご提供できるかが施工側の重要なポイントになってきます。
そんな中で、施工管理、品質に対して評価していただけたことが何よりもうれしかったです。
接客段階で得た信用を失わず、また施工に対して安心感、高い満足度をお客様へ提供できたと実感できた出来事でした。

東京都目黒区のリノベーション事例

Q3.杉本課長から見たこの会社のユニークなところは?

自分で主導権を握ることができる環境であることです。
建築現場などは特に古くからの慣習、施工事例、ルールが重んじられる業界であり、核になる部分は裏付けがないと施工に入ることができないことが多々あります。
その点からすると我々内装施工管理は、強度面は既存の構造を利用するので担保されている前提があります。(構造の欠損など後から構造に手をかける場合は十分に注意する必要がありますが)
内装の美観、仕上がりを追求するための提案・発信は、年次関係なく受け入れられ、綺麗な納まりに対して上下関係はありません。しっかり検討し突き詰めた内容であれば自分の選択がお客様の家に採用されます。
トップダウンで全て指示されたものを作るのではなく、自分で考えられるところです。その現場の顔になる重要な部分を自分で考えて提案でき、採用に至れば自分のイメージが形になるところが、ユニークだと思います。
あとは、全体的に社員の年齢が若いところですね!

Q4.バレッグスを選んだ理由は?

私は、新卒採用時数十社入社試験を受けたのち、バレッグスを選びました。
採用に至るまでは様々な業界から5社ほど内定を頂いておりました。ですが、その中で今一つピンとくる会社はありませんでした。とりあえず内定取らなきゃ・・・というような形ですね。
ちなみに就活の中で重視していたことは【何をやるより誰に教わるか】でした。
学生時代スポーツに力を入れていたのですが、その中で、指導者の教え方、話し方、指導の内容によって、まったく同じことをしていても自分の成長のスピードが全く変わると実感していたことが影響しています。
私は大阪出身なので、バレッグスの採用試験(出張説明会@大阪)で当時人事部長だった方、営業成績上位の社員、お二方とお会いした時に【この人たちに教われるのであれば、自分も納得でし成長できる】と思い、入社を決断しました。
人に惚れる形での入社ですね。今でもその決断には後悔していないです。

Q5.これからのビジョンを教えてください!

普通の施工管理ではやっていけないと思っています。
他の建築会社で通用する、もしくはそれ以上の知識、経験、判断力を身に着けつつ、他と比べ自分を差別化することが大切だと考え、取り組んでいます。
【誰よりも早く作り方、工法、納め方について回答ができる】【細かい作り方、仕上がりのイメージが誰より見えている】
施工管理担当は実際に施工をしているわけではありませんが、例えば作業に手を出してみたり、職人に作り方を聞いてみたり、実際に手伝ってみたりなど作業に対しての理解を深めたいので現場で学ぶことを心掛けています。
現場を分かっていない人に指示を受けるよりは、深く理解がある、または理解しようとしている人に指示を受ける方が受け手(職人)のモチベーションや理解度も上がると考えます。
世の中のほとんどの仕事は誰かの手を借りたり、情報を往復したりする共同作業になりますが、建築に携わらなくなったとしても、【この人のいうことは筋が通っていて信用できる】【この人は今一生懸命理解しようとし、伝えようとしている】そんな熱意が受け手に伝えられる人材になるために努力しています。

東京都新宿区のリノベーション事例
東京都渋谷区のリノベーション事例

Q6. 未来の仲間にメッセージを!

【百聞は一見に如かず】自分の座右の銘です。
この会社では膨大な量の出来事を自分の目で見て、経験し、得ることができます。その中で得られる力の一例として、いろんな現場を見て施工の事例を頭に入れ、その内容を他者へ説明する力。自分より20も30も年上の職人へ指示を出しつつ、自分のイメージを形にし時間も管理するマネジメント力。自分の中に施工のノウハウも蓄積することでモノづくりにも精通する力。原価を管理し、予算通り案件を完了させる力。
他にも上げるとキリがないですが、、私はこの仕事で得た経験をどの環境でも発揮する自信があります。きついこともたくさんありますが、得られる価値は大きい仕事です。
是非自分の力を信じて飛び込んできてください!

以上、杉本課長インタビューでした!
出会った当初から、今も変わらず熱い方ですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。