【幕末をべしゃる時】第15話~うちの息子をヨロシクお願い致します~
見出し画像

【幕末をべしゃる時】第15話~うちの息子をヨロシクお願い致します~

ゆきじのすけ

次の将軍をどちらにするのか問題勃発中。

このところ発言権を急速に高めてきた外様大名たち。
この外様大名たちは一橋慶喜推し。

逆に

外様の分際で生意気だというのが譜代大名たち。

『俺たちが250年もの間、徳川幕府を支えてきたんじゃい!』

もうこれだけで対立構図の出来上がり。
それでは二つの派閥の詳細を説明しましょう!


まずは慶喜推しのひと呼んで一橋派。の動き。

この慶喜は昔から何をするにもすぐれていて賢い、人望もあるし動じない精神力もあると高評価な人物。

慶喜推しのメンツは
島津斉彬、松平春嶽、山内容堂、伊達宗城といったかしこい殿様たちや、ちゃん阿部に取り立てられた岩瀬さんや、川路さん、永井さんなどの幕府に仕えてる優秀な人達など。

『もう将軍は慶喜だ!』

と、このメンツですから途中まではほぼほぼ決まったような雰囲気。
さらに強力な助っ人がやってきます。

この年の暮れに13代将軍いえさだ君がお嫁さんをもらったんです。

三回目のね…


お嫁さんの名は、


篤姫(あつひめ)


2008年のNHK大河ドラマ。
女優の宮崎あおいさんが主役の篤姫を演じました。

篤姫はあの世界遺産集成館を造った賢い殿様の代名詞、島津斉彬さんの娘さんです!

篤姫は子供の頃から高評価。

『あの子は桜島大根のような足、薩摩黒豚のような体格、さつまいものような顔立ち。うん!申し分ない島津家の養女になれぃ』

篤姫:『殺すよ』

ってことで斉彬さんの娘になった篤姫に、将軍いえさだ君に子供が出来ないってことで白羽の矢がたったんです。

ただ薩摩藩は雄藩だけど外様大名。

家柄がよろしくない。


そこで一回、公家の近衛忠煕(このえただひろ)家の娘になった上で将軍のところへ嫁ぎました。

ここまでするには何か理由がありそうだ…

斉彬さんは一橋派なわけですから、娘に、

『ねぇ、しょうぐぅ~ん、次の将軍は慶喜さんにしましょうよぉ~』

って耳打ちするんだぞと仕組んだ政略結婚?と思われてもおかしくないぐらいの結婚です。

まあ、縁談の話はだいぶ前からあったらしく、最近はそんなことはなかったんじゃね?説が有力ですが。


さらにもう一人慶喜を推している人物がいました。


『どうか慶喜で、どうか慶喜で』

と駅前で「水戸納党公認候補・一橋慶喜」というビラを配りながら、マイク片手に街頭演説しちゃうほど慶喜を推していたのが、

徳川斉昭。


ギンギンなりあき。

だって息子だから。
一橋慶喜って名前は、一橋家に養子にいったからであって慶喜の父親はギンギン。
そりゃあ推します!
熱くもなります!

ところが当の息子はっていうと、ギンギンにこんなお手紙を書いてます。

『将軍て骨が折れるし、成って失敗するよりははなっから成らない方がマジでいい』

要するに、
慶喜心の声:(今の幕府の状態で将軍て、マジ絶対貧乏くじじゃね?)

さらに慶喜、このあとママにもレターを出します。

『幕府の政(まつりごと。政治)に首を突っ込むのは止めるようにパパに言って』と。

息子を将軍にして、自分が中心になりたいだけでしょ?と慶喜は思っていたんじゃなかろうかと思われます…はい。

と、こんな具合に本人の気持ちはカラ欠エンプティなのに、周りが熱くなってエンジン吹かしまくりの慶喜推し。

アクセルべた踏みなだけに、次期将軍は一橋慶喜というのが本命路線をかっ飛んで行きます。


ところが!


このギンギンなりあきの息子ってところがネックになっちゃってるんです。


なぜか!


それはね!

作法にめっちゃうるさく、ケチで嫌われてたから。

ではないんです。

「烈公」ってセンスのないあだ名が付くほど気性が荒々しくって嫌われ者だったから!

でもないんです。

嫌われてたのは間違いないけど違うんです。

おっと時間だ!

では次回、嫌われているマジな理由をお教えします。

ギンギンなりあき:『知りたくねーわ』


続く

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ゆきじのすけ

よろしければサポートして頂けると、嬉しくってご飯をおかわりしちゃいます。

ありがとうございます。1小判プレゼントさせてください
ゆきじのすけ
こんにちは。幕末の出来事を順を追って話し言葉で書き続けております。イラストや文字も自分で描いてみてます。好きな言葉は「有給休暇」嫌いな言葉は「残高照会」。夢は少年やビギナーさんたちに、幕末の歴史を伝える様な仕事がしたい!なんて思う今日この頃。とりあえず宜しくお願いシマウマ。