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熱量

前に想いと熱量の想いのところを書きました。

こちらが想い→https://note.com/bakenbase/n/nfeb1494ca0a5

今回は熱量について。



まず熱量って何?って思われるかもしれませんが、僕の中ではサッカー選手としてサッカーに取り組む姿勢、練習や試合にかける気持ち、チーム、クラブのために闘う。

それらをどれだけ熱い気持ちを持ってのぞめるか、取り組めるかっていうことです。

強いチーム、団結したチームって必ずそういう存在の選手がいるか、チームの雰囲気がそういう雰囲気になってると思う。


チームを鼓舞できる選手がいたり、そこにみんなが熱い気持ち(向上心とも言えるかも)を持って取り組んでるから自然と練習もバチバチやり合って緊張感の高い、強度の高い、質の高い練習になったりする。

試合なんかでも大事な試合や接戦の時こそ勝敗が左右されるのはそういう部分が大きいと思ってます。

なかなか試合に出れなかった選手がいきなり出てゴールしたり、なんかラッキーなゴールに見えたりするゴールにも、その得点した選手の普段の取り組みがそうさせることは絶対にあると思います。


去年の鹿児島ユナイテッドFCでの33節の川森選手(現JFL鈴鹿ポイントゲッターズ所属)の得点もそう。

もしかしたら鹿児島ユナイテッドFCを知らなければほとんどの人が川森のことを知らないかもしれません笑
でも良い選手なんですよ!!

彼は昨シーズンその試合まで全くチャンスがなかったけど、やっと回ってきたチャンスで彼らしく泥臭く得点を決めました。

試合に出れなくても彼がそれまでどうやって取り組んできたかは、周りの選手のあの時の喜び方で伝わるはずです。


現在柏レイソルでプレーしてる仲間選手もそういう選手です。

カマタマーレ讃岐の時に、得点シーンだけを見ればキーパーが蹴ったボールがたまたま彼に当たってそのままゴールしたように見られるかもしれないゴールをとった試合がありました。

ただ毎日一緒に練習をしている自分からしたら、彼の普段からの取り組みがそうさせたとしか思えない得点でした。

彼の普段の練習から取り組む姿勢、試合で見せる彼の熱量、全てが去年柏レイソルでJ1の舞台で活躍する彼の姿に繋がっていると思うし、いつかはJ1で活躍するだろうなと思っていたので驚きはなかったし、まだまだもっともっとできる選手だと思う。

技術レベルの高い選手ももちろん好きだけど、私はプレーや振る舞いから熱量を感じれて、気持ちをグッと持っていかれるような選手が大好きです。

今現在の気持ちとしては指導者ではないことをしたいと思っていますが、もし指導者になるならそんな熱量を持った選手を育てたいし、そんな集団のチームを作りたいと思います。

技術の高い選手は増えたけど、そんな選手は減ってきたかなーって思うのでこれからどんどん熱量のある強い気持ちでプレーできる選手が増えてきて欲しいなと思います。

そんな期待も込めて今年のJリーグも楽しみに観たいと思います。

元Jリーガーとして。


想いと熱量


サッカー選手としてすごく大事にしてきたことだけど、引退してこれからの人生でも何よりも大事にしていきます。

               漢 馬場賢治

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