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AI時代のビジネススキル

AI時代の到来ということで、さんざん色々な所でこれからの働き方について議論がされていますよね。

実際のところ、60%近くの仕事が将来AIに代替されると言われているのは有名な話です。
芸術家とか音楽家などのアーティストと呼ばれる人材や、プログラマーやカウンセラーなどは生き残れるだろうと予測されていますが、該当する人はいったい何%いるのでしょうか?
おそらくかなり少数ですよね。

これから先、自分はどうなるんだろう?何をしておくべきなのだろうか?と不安を感じる人も多いのではないでしょうか?

そもそもAIだけでなく、少子高齢化や低所得、供給過多、情報過多など、今後の日本はAIとはまた別の問題を多く抱えることになります。
そんな中、時代の変化なんて誰にも予測不能なのです。

とはいえ、これからのAI時代+少子高齢化社会で、確実に需要が高まるのは

・プログラマー
・精神科医
・介護士
・看護士
・アーティスト
・文筆家

でしょう。

しかし一番大切なのは、あなたが本当にそれを仕事にしたいのか、あなたは満足なのか。ということ 。
例えば、今からプログラミングを死ぬ気で勉強してみますか?
マスターできれば良いですが、全員が全員、そうではないはず。

では、どうすれば良いか。

私の意見は、今の仕事に全力で取り組み、創造性を磨くこと、顧客ニーズを研究すること、コミュニケーション能力を高めることが大事である。ということです。

この根拠を説明します。

第一に、お金を払うことを決めるのは人である。という点です。
ロボットがお金を払うことはありません。
もちろん国や会社がお金を払うこともありますが、国も会社も人で出来ています。

簡単な話で、人に欲しいと思わせる、必要だと思われる能力があれば良いのです。
その能力の1つが、コミュニケーション能力です。
これが、ヒトの最大の武器です。

AIやロボットと心を通わすことは、ありません。
マニュアルに従うだけの人も同じで、それができません。 コミュニケーション能力を高くし、常にどうすれば良いか? と考えられる人が生き残れます。

第二に、AIが言われるほど普及しない可能性があるという点です。
普及することは間違いないですが、それが特定の職種を淘汰することはないのではないのではないでしょうか。

例えば、Amazonや楽天、メルカリなど便利なサービスがとても普及していますが、それでも、実店舗で買い物する人は今でも沢山います。(もちろん苦戦してる店が増えたと思いますが。)

ここでわかるのは、全員が全員、合理的に動く訳ではないということ、そして店員と喋りながら買い物をしたい客層がいるという事です。
それから、人には人と繋がっていたい欲求が少なからずあります。
ですから、どんなにAIが最も合理的な仕事をするとはいえ、必ず機械に任せること、人に任せることと、バランスを取っていくと予想しています。

こういった考えがいる限り、販売や営業をはじめとした、対人の仕事が完全に代替されることはないでしょう。

第三に、目の前の仕事に全力で取り込むことでしか、コミュニケーション能力と創造性は身に付かないということです。

どんな職種であれ、目の前のお客様、あるいはエンドユーザーの事を考えられない人はビジネスで確実に失敗します。
仕事に全力で取り組むということは、突き詰めるとユーザーの気持ちを徹底的に考えることに繋がると思います。

例えば、マニュアルを真面目にこなすことは、仕事において充分とは言えない。ということです。
マニュアルを否定してる訳ではありません。
有名企業のマニュアルは、とても素晴らしいものばかりです。
しかし、マニュアルでカバーされていない範囲の仕事を、どう取り組むかで違ってくるということです。

特に、これからはニーズを満たす仕事よりも、ニーズを創り出す仕事の方が重要視されます。
なぜなら、供給過多の時代だからです。

マニュアルでニーズを満たす仕事はできても、ニーズを創り出す仕事はできません。
顧客目線で考える。何が出来るか考える。

その視点を持っていれば、時代に関係なく活躍していけるのではないでしょうか。