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インドネシアに住んだことで得たこと-県人会みたいな日本人コミュニティの実態について

外国に住む日本人。これは仲間意識も強くなり、集まりたがります。仲間意識と言いつつも目的は様々です。皆さん柔らかいことしか書かないので自分が皆が思っている本音を書きますと
・寂しさを紛らわす
・趣味趣向が合う人を探したい(好きなことを高めたい)
・ビジネスパートナーを探す
・いいオス/メスを探す(あえて、こういう書き方で)

だと思っています。それぞれのコミュニティは上記から1つなり、複数個なりの目的で成り立っているのですが、自分の目的と異なるコミュニティに入るとつまらない時間を過ごすことになります。そして自分自身のステータスにより待遇も変わってきます。そのあたりを見てきましょう。

共通するコミュニティの形

このコミュニティというものの多くはおじさん達が仕切っています。◯◯年生まれといった年齢縛りのものもありますが、多くはおじさん達がトップに立ちその仲間達と同じ会社の部下を連れてくるという形がメインです。まぁなんとなくイメージできますかね?そしておじさん達はだいたい社長だったり何かしらの誇れる役が付いています。なのでおじさん達同士はそこそこ話も合いますし、ビジネス目的で来てなくてもビジネスパートナーになったりと居心地の良いものなんですよね。
①おじさん達にとっては居心地の良い空間
で、その部下の人たちですが上司の人と来てたりするので後ろ盾もありそこそこスムーズに話に入ります。ただ、実働部隊的な面もありコミュニティ運営を支えてたりする人も結構いたりします。そして下手な顔も出せないので、基本的にはヘコヘコしています。
②おじさん達の部下で来る人は色々大変でしょーもない考え方
基本構成がこんな感じになっているのですが、ここに迷える子羊が入ります。ネットとかでコミュニティの募集を見て入ってくる層ですね。若い人を指していまして、単身で来たり知り合いなど複数で来たりします。
③若い層が少しいる
他にも年齢層関係なく仕事やプライベートで偶然知り合いになり誘われていくパターンですね。
④お誘いを受けていく人
大体はこんな感じの構成になっております。

あなたのステータスは?

あなたは何歳でどんなポジションで仕事をしていて性別はどちらですか?
先ほどの通り、おじさんでそれなりのポジションがあれば自然と誘われたコミュニティに行けば楽しいと思います。そして部下的なポジションで誘われていく分にも大変だとは思いますが、色々な仲間を作ることができると思います。では幾つかその他事例を挙げるので自分に当てはまる例を見ながら思いにふけてみてください。
ケース①:20代男性
多分1番大変です。単身で乗り込む人が20代男性ならしょうもない時間を過ごすことが目に見えている為、あまりお勧めできません。なぜかというとそのステータスに誰も魅力を感じないんですよね。おじさん達から見れば話が合わないことが多いです。そしてその部下達は上しか見ていないので相手にしてきません。ほぼ放置に近い可能性もあります。こちらから話しかけてもめんどくさそうな対応をされて終わる可能性が高いです。これがお誘いパターンであればそこから広がることもありますが、関係性0の20代男性がコミュニティに飛び込むのは難易度高めです。

ケース②:女性
多分1番イージーモードです。なんなんでしょうね。海外にいる男の人って日本にいた時は相手にされてなく、お金を払って海外の女性とお相手をしているので変な自信と昔の反動、海外特有のコンプライアンスの無さが重なり、エロ河童が多いんですよね。なので女性であれば、特に何もしなくとも勝手に相手から寄ってきます。お姫様状態ですね。勿論、そういった人たちと接触を嫌い方もいるので女性自体はその事実を既にわかっていて来ない人が多いです(特に若い子)。ただ、もてはやされるのは好きな人がいるのも事実で少なからず女性はいます。年齢問わずなところがあるので女性であれば大丈夫ですが、先述の通りに若い子は困っていないので年齢層が高くなるほど女性が多い気がします。(なんとなくわかると思うからこれ以上は言わないぜ)

ケース③:30代男性
この層で単身で乗り込む人は目的も明確にしてから来る人が多いのでその目的を達成する為にしたたかに動かれるので個人でも楽しまれている印象です。そして、おじさん達の部下は30代の人とかもいるのでそういった人たちと仲良くなってたりします。それなりのコミュニケーション能力があれば困ることはないでしょう。

では大体のコミュニティで共通する形とステータスによる待遇を見ていったところで目的別のコミュニティについて語っていきます。

寂しさを紛らわす

これは「◯◯生まれ会」「◯◯県人会」という1番コミュニティの種類としては多いやつですね。自分のステータスと状況次第ですが、「お誘い」から参加するのが1番無難です。
こういったコミュニティは下手に仲間意識が強いので人間のしょうもないところが出ている人が多いです。また「◯◯生まれ」というのは年代次第ですが、運営する人が同じ年代になるので若ければ若いほど運営が下手くそで「ウェーイ系」が運営していることが多くそれが嫌いな人は参加しない方がいいと思います。「この年代、オレが回してるっしょ」みたいな幼稚な思考に陥っていくので誰も知らない状態で乗り込むと、全員がウザくみえるはずです。(自分は参加したことありません。)
せっかく海外に来たのに日本人特有のコミュニケーションがあり、疲れるかもしれませんね。

趣味趣向が合う人を探したい

これは「◯◯をする会」「◯◯が好きな会」といった感じで括れればなんでもOKなやつです。フットサルだとか温泉、山登り、バイク、、、もうなんでもありです。こういったのは自分が好きであれば単身で参加してもありだとは思ってます。ただ、注意点としては人が多いのは避けた方が良いかもしれませんね。出来上がっており、日本人ばっかりの光景に何か嫌気がさすことがあります。「個人的には少人数でコアなモノ」というのがお勧めです。例えば、温泉とかですと誰でもできるので人が多くなりがちなのに対して、「セパタクロの会」「バイクに乗る会」みたいなやつですね。自分もコアなので話がしやすいですし、人数も少ないので友達になりやすいです。何より好きなことをやっているので楽しいですね。

ビジネスパートナーを探す

これは「◯◯会」みたいなので特に決まったモノはないですね。ビジネスパートナーと書いたのですが、結果的にそうなることが多いのでビジネスパートナーを探しに会に参加しようとしてもうまくいくことは少ないですね。まずは仲良くなってからというのが強いのでビジネスパートナーを探すことを1番において参加するのは止めた方がいいですね。

いいオス/メスを探す

海外に住んでいても「付き合いたいのは同じ国の人」って結構います。
先述の通り、コミュニティはおじさん達が仕切っているのであなたが若くおじさん達よりは相手にされるステータスであっても女性を探すために参加するのは止めた方が良いですね。日本人の世界も狭いので下手な動きをして悪い噂を流されたらたまったもんじゃないですからね。それにおじさん達が積極的に女性の方に行くので、そこにぶっこんでいくのはなかなかの勇気だと思います。ただ、そもそもあなたが好きになる日本人男性/日本人女性はこういった会に来ないものなんですよねw。得られる対価に対してリスクがでかいので止めた方がいいですね。

如何でしょうか。自分が体験/聞いた話とこちらにいる人たちを見てきてどういった思想なのかを読み解き纏めてみました。少しひねくれたことも書いていますが、あえて言うのであればそういった事実があるからですね。
「海外にいるんだから日本人と絡んでも面白くない」
という気持ちもめちゃめちゃわかります。ただ、信頼できる人が数人いるといないかでは生きやすさが全然違います。別に日本人の友達をたくさん作る必要はないと思います。ただ、こういったコミュニティを戦略的に選んで信頼できる人を探すのはアリだと思ってます。自分も何度かこういった会に参加して大体はその会だけの関係で終わっていますが、ほんの少しだけその後も関係性が続く良い仲間が見つかりました。自分のステータスと色々な会の目的を想像しつつ良い仲間を見つけてみてください!


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