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【過去話】 首都圏公立高校の進学実態

どうも、AKiRAです。

今回は予定を変更して軽めの記事を掲載します。

私は首都圏でもトップクラスの公立高校に通っていました。とはいっても通学していた当時は精々都県でトップクラス程度だったので、今の母校の進学実績を見るとなんとも複雑な気がします。

私の主観と経験になりますが、進学校においてどのような人がどこへ進学したかを何パターンかに分けて紹介できればと思います。

中間層

中間層、言い換えるとボリューム層ですが、国公立であれば横国や千葉、私立であれば早稲田中位学部から理科大や明治の上位学部でした。

部活や行事もしっかりとやって高3の夏から受験勉強を本格的にしていた方が多く、浪人はせずに現役で合格した学校へ進学していました。

要領よく上手く受験システムを利用している感じでバランス型とでもいうのでしょうか。大学進学後も充実した生活を送っている方が多いです。

上位層

上位層は、国立は地方旧帝大程度、私立は早慶上位学部に現役で進学していた方が多かったです。

いわゆるスクールカーストが上位の方や、周りから勉強ができると認識されていた方が多く、まさに文武両道とはこのことでしょう。

ちなみに地方旧帝大を蹴って早慶上位学部へ行く方が圧倒的に多いです。

もっというと東京一工を目指していて途中から地方旧帝大へランクを落として早慶を併願し、結果全て合格して早慶に進学というパターンが非常に多かったです。

このような方たちは私の知る限りはほとんど超大手企業に就職して人生順風満帆といった感じです(Facebookより)。

超上位層

超上位層は、東京一工か医学部、そして早慶上位学部です。

クラスメートはもちろん、先生からも一目置かれている存在で、純粋に頭がよいと感じさせられる方々でした。

スクールカースト的には上位の方もいましたが、少し変わっているタイプが多く、話していてとても魅力的でした。

現役の場合もあれば、浪人して秋まではバイト三昧で冬から受験勉強を開始して東大理科一類合格といった何がしたいかよくわからないパターンが多いです。

早慶上位学部へ進学した場合は以下の例がほとんどです。

現役時 → 学力テストで上位5%以内、東京一工志望して落ちて滑り止めの早慶上位学部は全て合格。悔しさから浪人を決意。

浪人時 → 学校別模試で余裕のA判定。東京一工を志望するがまたもや後数点で不合格、滑り止めの早慶上位学部へ進学。

これが本当に多かったです。おそらく他の公立進学高校も似たような方は沢山いらっしゃるのではないかと推測します。

医学部はたまに旧帝医学部や医科歯科が出ますが、旧六か横市、昭和や順天堂がほとんどでした。

下位層

少し失礼だとは思いますが勉強についていけなかった方々の大半はMARCH下位学部から日東駒専へ進学していました。

部活しかしていなかったり、逆に特に何もしていなかったり、極端な例が多いですがさくっと勉強して私立専願で現役合格している方が多かったです。

進学校といえども所詮は公立高校ですし、高校受験で燃え尽きた方もそれなりに見かけました。

とはいえ、教養やユーモアは他の生徒にもれず身につけている方も多く、話していてとても楽しかったです。

進学実績のほとんどは中間層より上のグループの結果

灘や筑駒クラスのガチ進学校以外もそうであるとは思うのですが、学校の進学実績に貢献しているのは、やはり中間層より上に属している方々です。

進学校にいる人は、何かしら人目を引く特技などをもっている方が多いのですが、学力については結構バラけているなと感じました。

そのバラけているなかで真ん中よりも上の成績をキープしていれば、早慶上位学部や旧帝大以上に進学できるかと思います。

もっとも浪人という四年生制度も考慮に入れる場合もありますが…。

腐っても鯛でしょうか。進学先がもしかしたらイマイチな方でも、他に何かやりたいことを見つけて邁進している方も多くいました。

それと不思議なのですが毎年必ず藝大、多摩美、武蔵美といった国内美大トップ3へ数人現役合格しています。

これって何なんでしょうかね?私が知る限りその方々は全員美術部であったのは確かですが普段はそのような片鱗もみせずサクッと合格していたように見えました。

もちろん普通の勉強もできていて、早慶上位学部は少し厳しいですが早慶中位学部程度にも合格していました。すごい。

ちなみに私はかなり乱高下していたのでその話はいずれ。


以上となります。よろしくお願いします。

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