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ほぼ1人会社の私がインハウスデザイナーを雇用して削減できた5つのストレス。

弊社は私(社長)と数人の仲間で回している、めちゃ小さい会社である。
デザイナーを雇用するなんて考えたこともなかった。
チラシを作る時だけデザイナーに外部発注する。
それが今までの弊社のデザイナー活用の仕方だった。

しかし、半年前にひょんなことからインハウスデザイナーを週2で雇うことになった。

案件で報酬を支払うのではなく、時間で報酬を支払う。
「そんなにお願いする仕事があるかな。。。」と正直、不安だった。
しかし、仕事ができた時にお願いするのではなく、デザイナーにお願いするために仕事をつくるという発想により、多くのストレスから解放された。

①急なチラシ作成や修正依頼のストレスから解放

私の会社はいつどんな新しいことが起こるか分からないので、情報の変更が非常に多い。逆に、チラシを作っても中止になることも多々ある。
今までは修正のたびにお金をお支払いしていたし、「完成と言った後なのに修正が入り、申し訳ない。。。」と謝っていた。
しかし、インハウスデザイナーは勤務時間中であればいつでも変更してもらえるので、依頼者側の精神的なストレスや金銭的な負担を削減できる。

クオリティよりも時間を優先したい時に「とりあえず叩きだけ、今日の勤務時間内にできるレベルで作ってほしい」というお願いができるのはとてもありがたい。

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※サービスチラシ

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※サービスロゴ


②コミュニケーションのストレスから解放

自社のことを知り尽くし、私の性格も知っているので、毎回いちいち説明をしなくても、ほぼストライクゾーンにアウトプットを収めてくる。
これは時間と勝負している私としては、ものすごく価値の高いこと。

私はデザインの素人なので、何が違和感なのか自分で伝えられないもどかしさもあり、「何かちょっと違うんです。なんというか、」というデザイナーを困らせるフィードバックしか言えなかった。また、デザイナーさんを傷つけたくないという気持ちで妥協したことも正直あった。私はフィードバックのやりとりが好きではなかった。

インハウスデザイナーであれば、開始時のすり合わせには時間を取られるが、その後はほとんど時間がかからないし、私自身が言葉にできない「デザインに違和感を感じるポイント」もよく理解してくれているので、フィードバックに頭を悩ませることもない。言いたいことをストレートに言っても大丈夫だという信頼感も築けている。

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③プレゼン資料作りのストレスから解放

デザイナーにお願いできるのは、チラシだけではない。
プレゼン資料を依頼できることで自分の制作時間の削減だけでなく、自分が作るより、伝えたいことが伝わる資料が完成するのだ。

私は紙に「こんな感じ―」と書いてイメージを伝えるだけ。
そうすると、それが素敵な資料になって出てくるのだ。
魔法みたい。
プレゼンで「わかりやすく、素敵である」印象を持ってもらえれば、その先の仕事にも直結する。

この依頼の仕方は外注では思い浮かばなかった。
今までは自分で作って何とかなっていた。
この「今までは自分でなんとかできていた」をデザイナーにお願いすると、自分のクオリティをはるかに超えたアウトプットができ、結果として自分でやっていた時よりも良い結果が産まれる。

「ここのフォントは何がいいかな?わかりやすい図形は?色は?」と正解が分からず悩むストレスが無くなった。

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④会社のことを一人で考えるストレスから解放

「看板出した方がいいですよね?」という提案により、officeの外に看板も設置することになった。

今思えば、なぜ、今まで1年半も看板を出さなかったんだろうか。
フリーランスの利用者が集まらないねーと言いながら、一番やるべき「看板を出す」という考えは自分では浮かばなかった。

依頼したことだけでなく、会社の目指すビジョンや戦略に沿って、新たな提案をしてくれるのは小さい会社の経営者にとって1人で考えるストレスを軽減してもらえる。

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⑤ 俗人的な作業のストレスから解放

1人で経営していると全て私の頭の中にマニュアルがある。それも非常に不明確であやふやなもの。だから、人にお願いしたくてもできないことが多いし、再現性がなく何回も同じ手間をかけることが多い。

それをデザイナーが誰でもできるようにマニュアル化してくれた。

「社長にしかできない」ことをメンバーでもできるようにして、自分の手や頭から作業を切り離すことは、起業家にとって非常に大きな価値だ。

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当然ながら、デザイナーは伝えるプロである。
「社内で今できる人がやる」レベルからは見えなかった営業チャンスができ、自社ブランドも上がる。
結論、小さな会社こそ、自分のアイディアや実績をきちんと表現してくれるデザイナーをメンバーとして入れた方が良い。

<最後に>
弊社でインハウスデザイナーをしている彼女はあと数社ならインハウスデザイナーとして仕事を受けられるとのことです。ご興味があれば、こちらから直接アプローチを。




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