子どもに話し過ぎている人の3つの特徴
今日は子どもへの言葉かけついて話します。
例えばこういう方がいると思います。
「子どもにしっかりとやるべき事をやってもらうために1から10まで全部話すようにしている。」
これって実は逆効果なんですよね。
実際に見ていただけたらと思いますが、
「あれをやりなさいこれをやりなさい」
と子どもにたくさんの言葉をかけている家庭に限って、大体子どもは話を聞かずに遊んでたり言うことを聞かなかったりします。
これは何故でしょうか。
その1
言葉を聞き流す状態が定着している。
現代っ子はテレビやインターネットなどのメディアが溢れている中で、一方的に流れている情報を常に聞き流しながら取り込んでいるような形になっているところがあります。
そういった一方的なやり取りは、人間同士のコミニケーションにおいても出てきてしまいがちです。
きっちりと目を見て話すようにしていかないと、大人の話も子どもの中ではテレビと変わらないようなものになってしまいます。
その2
どれが本当に大事な情報なのかわからない
私たち大人だってネットには情報が溢れすぎていて、どれが本当の情報なのか分からないことがあると思います。
子どもたちは言葉の数が多いと、どれが本当に今大切な情報で、今何をするべきなのかということがわからなくなってしまいます。
「私は必要な事しか言ってない」
そういう人もいるでしょう。
それでもやっぱり話す時間が長かったり言葉の数が多いとなかなか子どもには伝わらなくなってしまいます。
なので子どもに何かを伝えたいときは、なるべく一言で話すようにしていくと良いでしょう。
その3
親から口うるさく言われることを楽しんでいる
これは特にお母さんと子どもの関係にありがちですね。
毎回毎回同じようなどうでもいいことを注意していると、子どもはわざとふざけて間違えるようになり、それを繰り返して楽しむようになっていきます。
私は「ツッコミ型」と勝手に名前をつけて読んでいますが、調子に乗りやすい子はサラッと注意して終わりにするのが良いかと思います。
番外編
ものを与えて諦めさせる
「言葉かけ過ぎると」という内容とはズレますが、せっかくなので紹介します。
例えば今ここで自分の子が公園から帰りたくないと泣いていたとします。
「アイスを買ってあげるから帰ろう。」
これ結構言ってしまいがちですよね。
しかしこれは遊ぶ事に自分で区切りをつけて気持ちを切り替えたのではなく、ただその他に公園より興味のあるものが出てきたから遊ぶのやめたと言うだけの話です。
これを続けると自分で我慢することや気持ちを切り替えると言うことがだんだんできなくなってきます。
その結果、自分の気持ちを抑制することができなくなり、人の話はどんどん聞けなくなっていきます。
これはその場しのぎのやり方であって、その子が立派な大人になるためのやり方ではありません。
この話はまた今度詳しくしますね。
いかがでしたでしょうか。
思い当たることがある人もいるかと思いますが、実際に私がいろんな人を見て回っていてもこういう姿はよく見かけます。
少しでも多くの方に知っていただき、頭に入れておいてもらえたらと思います。
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