【S32 最終350位 最終レート1874】ザマゼンタ×ジガルデ構築
どうもBachinです。
S32お疲れ様でした。
今期はレート1874と結果は振るわずでしたが、6月頭にザマゼンタを2ヵ月考察すると宣言して、宣言通りザマゼンタと共に2ヶ月間戦って来たので、一区切りとして構築記事を書きました。
最後まで読んで頂けると幸いです。
【構築経緯】
仕事中昼寝をしていたら、夢の中で白いローブを着た金髪の白人美女に「ザマゼンタとゼルネアスを使いなさい」と告げられたので、6月はザマゼンタ×ゼルネアスを主軸とした構築を組むことにしました。
6月時点の構築↓
しかし、6月時点では世紀のバドホウオウの大流行や、ほぼ全ての構築にホウオウ、ネクロズマ、ザシアンが入っており、ゼルネアスが非常に通しづらく思うように勝てませんでした。
そこで、新たにザマゼンタの相方を探したところ、壁+珠ジガルデで結果を残してる人が多くいたので、7月はジガルデをザマゼンタの相方に採用しました。
ジガルデを通す上でまず弊害となるのは、ヌオーやポリゴン2等の陰キャ軍団。それらを起点にでき、悪タイプさえいなければ、裏まで全て貫けるということで、ゴチルゼルを採用しました。
次に、ザマゼンタで壁を貼る上で、ザマゼンタが起点にされた場合の切り返し役として、メタモンを採用。
ザマゼンタ×ジガルデ×ゴチルゼル×メタモンでかなり多くの範囲を見ることが出来るため、環境トップ構築への勝率を上げるため、イベザシ、ザシオーガに通りの良いサンダー、バドザシに通りの良いガオガエンを採用し、構築は完成しました。
【個体紹介】
○ザマゼンタ
よく使ってもない人間が8世代の恥とか言ってるが、使ってみてホントにその通りだと思う。
と言いたいところだが、2ヶ月使ってみて良いところも見つかったので、本記事ではそちらを説明しようと思う。以下良いところ。
1.壁貼り要因として優秀
Aがそこそこ高いため、チマチマ交代を繰り返し、壁ターンを枯らそうとしてくる相手に対して、大きく削りを入れられ、パーティー全員が半分以上削れた状態でエースを展開出来たり、他の壁貼りとは異なる動きが出来るのが強い。
2.壁貼り要因としては技範囲が優秀
オーロンゲやクレッフィなどの代表的な壁要因は、鋼タイプがキツく、逆に起点にされたり、壁エースとして代表的なゼルネアスやネクロズマに対しても苦手なポケモンが一貫してしまう。
しかし、ザマゼンタは鋼に耐性があり、かつ鋼にタイプ一致で抜群をつけるため、鋼が苦手なエースを通しやすい状況を作ることが出来るのが強い。
3.耐久値が異常
鉢巻ランドロスの地震を耐えたり、カイオーガの潮吹きを耐えたり、とにかく何でも1発攻撃を耐えるため、確実に壁を貼ったり、ラス1スイーパーとして使えたりと、耐久を生かした使い方が出来るのがザシアンにはない強み。
調整については、臆病カイオーガの潮吹き耐えまでHに振り、Sは準速エスバ抜き、余りをAに割いてます。
技構成については両壁とタイプ一致技で完結してるので、他の選択肢はないかと思います。
アタッカーとしては、他の禁伝には劣るスペックではあるが、サポートだったりスイーパーとしてはかなり優秀だったので、興味があったら使ってみてください。
選出率2位
○ジガルデ
今まで嫌いなポケモンだったが、使ってみて好きになったポケモン。
よくいるのは麻痺を撒き散らかして世の中のヘイトを集めに集めたクソ陰キャ型だが、今回は命の珠を持った陽キャ型での採用。
珠ジガルデの通りは非常に良く、舞える状況さえ作ってあげれば、大概の禁伝との撃ち合いに勝てるスペックがあった。
またザマゼンタとの相性がよく、ザマゼンタが苦手なサンダーやランドロスにジガルデが強く、逆にジガルデが苦手なエルフーンやポリ2、マンムー等にザマゼンタが強いので、補完の取れた並びだと感じました。
調整については、舞った後にザシアンの上を取りたいために最速ASぶっぱ。
技構成はタイプ一致の逆鱗、サウザンアローと、メインの積み技竜舞、ヌケニンやホウオウに刺さる岩雪崩にしました。
選出率1位
○サンダー
何やかんや禁伝2体環境でずっと使い続けている準相棒枠。
ザマゼンタ×ジガルデの並びはザシオーガやイベザシに対して100%安全に積めるとは言いきれないため、2つ目の処理ルートとして通りの良いサンダーを採用しました。
その他にもジガルデが通しにくい威嚇サイクルやヌオーのような物理受け、構築的に水ウーラオスがキツいため、その辺りにテンポを取れる補完枠として非常に使い勝手が良かったです。
調整は脳死CSぶっぱで、技構成は暴風熱風、ライジングボルトだと飛行タイプに対してミリ残しとかがあって負けたので10万ボルト、ダイマ枯らしや絡め手封じの身代わりにしました。
持ち物は火力アップアイテムがないと、火力が心許ないため、鋭い嘴を持たせました。
選出率4位
○ガオガエン
構築全体として黒バドが一貫しており、環境の黒バドがほぼ全員スカーフ型だったので、スカーフメタモンで対策するのは甘えだと思って採用しました。
バドザシに一貫していると思ったが、黒バドからザシアンに引かれた際に普通にインファでワンパンされるし、そもそも黒バドにサイクルされると受からなくなるので、非常に技選択に困るポケモンでした。
しかし、副産物としてザマゼンタが展開をしにくいホウオウ軸に刺さっており、ホウオウに受け出しから起点を作り、ジガルデで竜舞を積みやすくする状況作れるので、対ホウオウおいては非常に重宝しました。
調整については、A特化ザシアンのインファイトを威嚇込みで最高乱数切り耐えまでHBに振り、余りをDに割いています。
持ち物は黒バド対面での回復ソースが欲しかったので食べ残し。
技構成は最強技捨て台詞とタイプ一致技のフレドラまで確定で、黒バドから物理ATに引かれた際に刺さる鬼火、悪技に関してはDDラリアットとバークアウトを入れ換えながら使ってました。
選出率5位
○ゴチルゼル
毒を持って毒を制す、陰キャポケモンの王。
ジガルデを使ってると、とにかくヌオーやポリゴン2、ナットレイ等の陰キャポケモンがキモすぎたので採用しました。
しかし、このポケモン自体が相手の選出に依存するため、攻め系の選出をされた際に腐ったりと使い方が非常に難しいポケモンでした。
まぁでも刺さるときには1体で試合を終わらせるくらいの力があるし、相手の選出を歪ませ、ジガルデを受けようとするポケモンの選出が格段に減ったので、抜くことは出来なかったです。
調整や技構成についてはテンプレなので、特に語ることはないですが、挑発は絶対にあった方が良い!と思います。
選出率6位
○メタモン
第3の禁伝枠。
ザマゼンタを使ってる以上、ほぼ禁伝1体で戦ってるようなものなので、自分もみんなと同じように禁伝2体で戦ってみたいと思い採用しました。
展開構築の弱点として、展開要因が起点にされるケースが往々にしてあると思います。
特にザマゼンタのような起点回避が出来ないポケモンにとっては必須級の切り返し性能を有しており、選出画面にいるだけでも相手の積み技を抑制出来るので、改めて禁伝環境最強のポケモンだと感じました。
調整等は語るまでもないですが、これからメタモンを初めて使う人に、この言葉を送ります。
「メタモンの、選出画面、超小さい」
みんなもポケモンゲットじゃぞ~
選出率3位
【基本選出】
大体「ザマゼンタ→ジガルデ→メタモン」の選出をしてました。
ザマゼンタで起点が作りにくい場合は、「ガオガエン→ジガルデ→メタモンorザマゼンタ」。
ジガルデが通し辛い場合は、「サンダー@2」の選出で、サンダーを通すようにゲームメイクします。
ヌオーやポリゴン2が選出されそうな場合や、何か全体的に受けチックな構築だなーって時は「ゴチルゼル@2」で選出します。
【SpecialThanks】
ザマゼンタを譲ってくださったまとりえさん。
構築相談に乗ってくださった皆々様。
本当にありがとうございました!!
【最後に】
シリーズ13のルールが発表されてましたね。
今まで数々の引退詐欺を働いてきた私も、さすがにSV発売までポケモンから離れようと思ってるので、今期のS33が剣盾最後の勝負になるつもりで、レート2000目指して最後まで楽しんで行こうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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