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【干しいたけの素麺つゆで】しいたけ素麺

市販の素麺つゆが甘く感じることがあります。

かと言って、素麺つゆはいつも作れるわけではないので、大体、家では鎌田醤油のだし醤油を素麺つゆとして使っています。

鎌田醤油のだし醤油は甘ったるさがなく、バランスのいいだし醤油です。
お浸しや炒め物、うどんにぶっかけて食べる時などオールマイティに使えるのでストックが切れないようにいつも買い足しています。


小さい頃は、素麺つゆの市販のモノはあまり種類がなく、味が濃いお決まりのモノだったので、単調な味に途中で飽きてしまったような気がします。
しかし、父が干しいたけと水をボールに入れ冷蔵庫に保管しているのを見つけると、
「あ、しいたけ素麺だ!」と嬉しくなったものです。

父の作る素麺つゆは、干しいたけの出汁が存分に味わえる、おそらく砂糖や味醂は全然入ってない、
少し透き通ってはいたが塩気はしっかりしていた素麺つゆでした。
甘くない素麺つゆは飽きが来ないのでスイスイ食べられました。

父の作ってくれた素麺つゆを思い出してしいたけ素麺を作ってみました。
甘さはやはり少しは必要だと思いますので、味醂を控えめに入れて。
干しいたけだけだと旨味が単調になるので、生まれ故郷の呉 音戸のいりこと昆布で一緒に出汁を取って。
馴染みのある出汁の味で懐かしい味がしました。

出汁を取った干しいたけは、そのまま素麺つゆで少し煮詰めて味を染み込ませて素麺の具として食べても美味しいです。

もちろん、懐かしの味で美味しいのですが、少し父のモノとは違います。

おそらくあの透き通った素麺つゆは薄口醤油を使っていたのかもしれない。
ああ、呉に「白むらさき」っていう醤油があるので、それ使ったのかな?
と、noteを書きながら色々思い出してきました。
父の素麺つゆだとぶっかけでも食べれるなぁとも思い。。

この夏、また何回か作ってみます。


余談ですが、素麺に沢山具を乗せて食べるのは、どうやら西日本の習慣らしく、東京に来てそれを知りました。

【素麺つゆが余ったら】
煮物やきんぴら等の調味料として使っても美味しいです。

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