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依存症からの脱却は自立することか?というと、そうじゃない気がするが、「依存症は一生治らない」と医者に告知された時、奈落の底に落ちたような気がした。 「これから一生悩まされるのか」と考え込んでしまった。そして、それを受け入れることができなければ、違う何かに依存してしまうのではないか?という不安に駆られた。 自分にそのような傾向があることをどれだけ自覚し、それが問題になるのを防ぐ方法を見つける覚悟ができているだろうか?人生は自分の再発見の連続だった。 自分を内観し
気持ちの行き交う施設生活の中で、仲間を疑うという行為はとても傷つくものだと痛感した一日だった。自分も「集団生活の一員」であることを自覚して行動しようと思った。私はそれを書き留めて心に刻むことにした。 特に施設内ではルール以上にコミュニケーションや気持ちの貸し借りが行き渡っている。そのような環境では、集団心理の一環として派閥を形成して自己を守ろうとする人間もいれば、他者を攻撃することで力づくで自らの身の安全を奪おうとする人間もいる。 仲間たちの行動を見ていると、人は変