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music 『Easy』

『Easy』 Palehound

最近はずっとこの曲ばっかり聴いている。



“Been bursting with the sore
That’s making you sleep on the floor”

わたしが付き合う男の子はみんな眠る時間が長くて、下手したら一日中寝てる。

決め台詞はこれ。

「鬱っぽくてずっと寝ちゃう、過眠は鬱病の症状らしい」


“A swollen sickly guest
And I saw that I need some rest”


寝てるきみは大半愛おしいけれど、時々憎らしい。


“I’m pushing back your tongue“

“But you say, you’re never home free
‘Cause you get off easy, easy
But I tried on your shoes
They make me bleed too”


わたしはきみのことがどんどん好きになって、好きすぎになって、狂おしくなる。


でもだからって、「わたしのこと見てほしい」なんて、傲慢だ。


“All I need’s a little sleep
And I’ll be could to clean the deep

I tried on your shoes
They hurt my feet too”


そう思うのに、きみに愛され続けたいと願ってしまう、そうしてやっと世界が円環する気がしてしまう。





そうやって嵐のようにぐちゃぐちゃな心に付き合いながら、それとは裏腹に穏やかな日曜の午後の空気を肺に入れて、きみの寝顔に微笑みながら柔らかくきみの髪を撫でる。


結局わたしは、きみが愛おしくて愛おしくてたまらない。






それでも、それでも時々は、この曲の2:08から2:27までの気怠さが最高に心地良くなってしまうんだ。


ばばみお

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