片づけのプロになって知った事実。
あなたは、片づけで悩んでいる女性をイメージした時、どんなお人柄と想像しますか?
片づけで悩む女性の多くは、とても繊細な心の持ち主です。
例えば、今流で言えば「ズボラ」そして、「いい加減」「だらしない」こんなイメージが多いでしょうか?
私は、片づけの現場で、このような方とお会いしたことはありません。
ほとんどの場合、真逆な性格の方です。
つまり、ズボラではなく、とても几帳面。
いい加減ではなく、真面目な性格。
だらしないどころか、収納ケースに凝り過ぎて、プロでも驚く程収納の研究をされている方が多いです。
そして、心優しい方がほとんどです。
その優しい心をご自身に向けて欲しい。
故に、片づけに悩み、モノが手放せず、悶々とする日々をお過ごしの方が多いのです。
お部屋の様子を拝見すると、その性格がそのまま出ている場面をお見掛けします。
細かく、ラベリングされたクローゼットやキッチン。
お子さんの作品が家中に貼られている愛情の深さ。
ゴミの分別が細かく分けられ、お客様用の布団や食器もきちんと保管されています。
子どものお下がりや思い出の品、知育教材がクローゼットを占領し、普段の服をしまう所がない。
それでは、本末転倒なのです。
優しいお人柄を拝見する度に、その想いをご自身に向けて欲しいといつも思います。
家が片づかないという事実だけで、自信を失い、途方にくれているなんて、とても勿体ないことです。
家の片づけは、マインドを見つめ直し、今の暮らしに必要なモノをピックアッしていく行為。
その為には、強い心でモノに挑み、モノよりも大事にしなくてはいけない事を、もう一度思い出して欲しいのです。
あなたの笑顔が家族の幸せに繋がります。
笑顔の自分が家族の笑顔に繋がり、それは未来の自分への最大のプレゼントです。
優しい心があるからこそ、つい家族の事を優先して心配してしまう。
その心を、少し自分に向けるだけで、家の片づけは劇的に進化していきます。
今、自分が望む未来、住空間、暮らしそのもののイメージをしっかり持ちながら、家の片づけを始めていきましょう。
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