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理想のパートナーシップって?~私がしあわせ夫婦デザインをしたいと思った理由~

なんと。4月に始めたnote。今日が2回目の更新。
3日坊主どころじゃなかった。
言い訳はたくさんできる。でも言い訳するのもあれなので、本題に入ろう。

この間いろいろあったけれど、とにかく一番大きなことはこれ。
「しあわせ夫婦デザイナー」という肩書を名乗って活動していこうと決めたところ。
そのルーツに何があるのか。今日はその話。


夫と私の出会いから結婚まで

あんまり聞きたくないかもしれないが、避けて通れない話なので斜め読みしてほしい。

夫と私が初めて知り合ったのは、大学の頃。
音楽系のサークルに所属しており、その年たまたま合同演奏会をするということで、他大学のサークルで同じようなことをしていた彼と出会った。
当時は恋愛関係などに発展することもなく、ただただ、「なんかやたらキラキラした人だな~」と思っていた。
楽器に対してもとにかく前向きに取り組んでいたし、何より、見た目がキラキラしていた(控えめに言ってイケメンである)。

当時流行していたmixiでつながった彼と私は、実はお互い公務員志望であることを知る。
キラキラしているばかりでなく、案外気難しかったりまじめだったりすることもわかってきて、情報交換したり、お悩み相談したりする関係に。
お互い公務員になったりならなかったりした社会人になってしばらくの頃、2人で会うように。

なぜだか猛烈に私のことをお気に召してくださった彼。
しかし私は当時別の男性のことで悩んだりしていた。
それも彼には相談していたから把握済みである。

いろいろあってどん底に落ちる私。
彼に対してはかなり、なんというか最悪なところをたくさん見せて甘えまくっていた。
口から出る言葉は悲観的なものばかり。
申し訳なくて、こう尋ねた。
「私の話なんて聞いてても、私なんかといても、楽しくないでしょ」と。
うわー、楽しくないね。
すると彼、こう答えた。
「うん、楽しくないよ。でも、ずっと泣いたり落ち込んだりしてるわけじゃないでしょ。」
おおー…っと思った。
彼とお付き合いが始まったのは、それから間もなくだった。

付き合いだしてからはお互いもう、結婚を意識していた。
価値観が似ていることも、付き合いだす前からよく知っていたから。
付き合いだしてから知ったことは、案外冗談が通じるということ(笑)
交際1年ちょっとで婚約、それから半年後ぐらいに入籍した。


夫と私の一番違ったところ


夫は、結婚してもなおもキラキラしていた。
イケメンという意味だけでなく、前向きだった。
当時の私にしてみると意識高い系の団体に所属して、楽しそうに活動したりもしていた。
私はこの、意識高い系の団体というか、意識高い系の人が苦手で、「参加してもいいから巻き込まないで」などと失礼なことを言って避けていた。

※ちなみに私は現在、「この意識高い系の団体」に関与している…

私は、結婚前に夫が言っていたように、ずっと泣いたり落ち込んだりしているわけではなく、夫といると、馬鹿笑いしている時間もかなり長かった。
でも、本当の意味では笑っていなかったかもしれない。
全然前向きじゃなかった。当然キラキラなんてしてなかった。
仕事も趣味も育児も、一生懸命頑張っていたけど、自分以外の要因で、自分の人生が決まっていくような、その感覚がぬぐえず、そしてそれにあらがったふりをしながら、悲劇のヒロインでい続けていた。


ライフオーガナイズとの出会いと、背中を押した夫


前記事にも書いたが、私はライフオーガナイザー®という資格を取得した。
これがまたいいものなんだけど、今日はそれを言いたいわけじゃないので割愛。

この資格を知ったとき、なんというか衝撃だった。
「これじゃない?私に足りないもの」と直感的に思ったわけ。
すぐさま夫に興奮気味に伝える。

「私さ、ライフオーガナイザー®になろうと思うんやけど…」

夫、秒で回答。

「いいやん!すごい!応援するよ!」

もちろん、ライフオーガナイザー®て何?なんて、知らない。
この時ちょっと説明したぐらい。
かたづけの資格取りたいなんでこれまでの流れから脈絡なさすぎだし、
怪しい!とか、えっお金結構かかるじゃん!とか、そういう反応も十分にあり得たのに。

※ちなみに、全然怪しい資格ではない。

この時の全力応援宣言について、彼はこう答える。
「だって、ママ(私のこと)が本当にやりたい!って思って言うことなんて、これまでなかったやん」



彼の全力応援は、ずっと前から続いていた


資格取得のための期間のあれこれ、取得後のあれこれ、そして次のステップに進むためのあれこれ、彼の応援はすごい。
時間もくれるし、へこんだら話聞きまくってくれるし、練習台にもなってくれるし、ビジネスっぽい話の壁打ち相手にもなってくれる。
とにかく全力応援。感謝しかない。
で、気が付いた。彼は、ライフオーガナイザー®のことだけでじゃない。
いつだって、私を全力応援してくれていたことに。
そう、ライフオーガナイザー®なんか目指す前から、
結婚前から、なんなら、お付き合いするよりずっと前から。


私も変わっていった


話は少しそれるが、夫は私と結婚してからのち、2回の転職を経験している。
割と長い期間、ちょっとオカタイ仕事をしていたのだが、今から2年ほど前、IT系のスタートアップという全然毛色の違う舞台へ。
そして、1年近く前、今の採用支援の仕事へ。

たぶん、以前の私なら、「はぁ?大丈夫なん?生活できると??」などと、夫の気持ちも考えず、不安になるようなことばっかりぶちまけたことだろう。
でも、転職の話を切り出されたとき、不思議とそういう気持ちが全く起こらなかった。
理由は単純明快で、転職を夫が望んでいるから。新しいステージに、ワクワクしていることが伝わってきたから。
もちろん、夫がなんの計画もなしに無鉄砲にことを進めているわけではないのがわかっている…という前提はあるんだけども。

夫に背中押され、全力応援してもらった私自身もまた、自然と、夫を応援できるようになっていた。
それは、私がようやく、前を向き始めていたからからかもしれない。


理想のパートナーシップは、きっと、「お互いの一番の応援団でいること」


パートナーシップなんて、夫婦やカップルの数だけ形はあると思う。
でも、お互いを一番応援できる関係でいることは、とても理想的な状態だと断言できる。

夫のおかげで、それを体現できている。
だから私は、「しあわせ夫婦デザイナー」と名乗って、この感覚を体現できる夫婦やカップルを増やしていきたいと考えるようになった。

…とはいえ、具体的に何ができるのかはこれから育てていく感じ。
私たちのパートナーシップにも、まだまだのびしろはあるので、
よい関係を積み重ねていきたいところ。

とりあえず、今目の前で作業している夫に、いつもありがとうの気持ちを込めて、「公開」ボタンをぽちりと押すことにする。




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