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ベランダ、バルコニー、テラスの違いについて解説

こんにちは。
Georgia Asset Management
(ジョージア アセット マネジメント)
不動産チームです。

何気なく使っている間取り用語

テーブルやイス等の家具を置いて
寛ぐスペースにしたり、植物を育てたり
庭としてベランダやバルコニー、テラスを
おしゃれに活用する住宅が増えています。

この3つの総称は何気なく使われていますが
その違いや定義についてご存知でしょうか?

ベランダ、バルコニー、テラスの違いとは?

「ベランダ」「バルコニー」「テラス」
の呼び方は以下の通りです。

1)「ベランダ」とは、屋根のある2階以上の張り出し部分

ベランダは屋根が独自についたスペースのことを指します。
屋根があるかどうかがポイントです。

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集合住宅・マンションの物干し場スペースは
ほとんど「ベランダ」になっているかと思います。

2階以上となっていますが、実際には
集合住宅の場合は、1階でも上に屋根があれば
ベランダと呼んでいます。

2)「バルコニー」とは、屋根のない2階以上の張り出し部分

室外に張り出した屋根のない手すり付きの台の部分を
「バルコニー」と呼称します。

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間取り図には「バルコニー」と書かれており
屋根があるように見える場合もありますが、
そのスペースのためだけに「屋根」として付けているかが
ポイントになります。

上の階のバルコニーの床が庇になっているだけであれば
「屋根」とは取られません。

ちなみに「ルーフバルコニー」とは、
主に下の階を利用した屋根を兼用したスペースのことを指します。

ルーフバルコニーは簡単にいうと
バルコニーの広いものです。

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下の階の屋根の上を庭のように使うことができ、
洗濯物を干すだけでなく、広さを活かして
ガーデニングやバーベキュー、子供やペットの遊び場、
カフェテリアなどとして使用することができます。

4)「テラス」とは、掃き出し窓などに前に作っている床・スペース

テラスとは、フランス語で「盛り土」を
意味します。

建物の1階の外側に突き出して作った
床のあるスペースを指します。

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地面よりも一段高くなった台のようになった部分で、
リビングなどの掃き出し窓などから
外側に繋がっている場合が多いです。

ウッドデッキやタイルなどの素材で、
イスやテーブルを置いてリビングの延長として利用されます。

海外では定義が異なる場合もある

普段の生活の中で出てくる
バルコニーやベランダという言葉ですが
実は違いがあります。

厳密にはバルコニーやベランダなど
建築基準法で、明確に区別はされていませんので
日本では「見た目」で呼び方が変わります。

ただ、海外になるとまたその定義も変わってくるので
日本でベランダと呼ぶものも
海外では、2階以上に設置された手すり付きのスペースを
総称して「バルコニー」と呼ばれることもあったりします。

さいごに

弊社では不動産の購入から

登記手続き、賃貸管理まで一貫して

サポートをさせていただきます。

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