見出し画像

バウムクーヘンのお供(飲み物)は?

 日本で現在入手できるバウムクーヘンは、基本に忠実な本格材料のものであっても、しっとりしているものが多いです。ドイツで言えばハイネマンのバウムなどがそうですね。

 飲み物の話の前に、少しバウムの話をします。

ドイツのバウム

 ドイツのバウムは日本ほどしっとりしていないとか、あれこれとおっしゃる方もいらっしゃいますが、店によってまったく違います。

 参考までに、2013年にわたしがハイネマンをお取り寄せしたときの記事(好印象)と…

 …こちらは、あれこれ、ちょっと残念だった体験 (2014)…

 ハイネマンは、全般的にとてもしっとりしています。日本人向きと言えるかもしれません。

 いっぽう、クロイツカムは、商品にもよりますが、ばさばさで固い印象。飲み物必須と考えています。

 日本でも砂糖がけならば買える場合があるラビーンは、ちょうどよいです。わたしはラビーンがとても好きで、以前よく各種をお取り寄せしていました。

日本のバウム

 日本では、シンプルで基本に忠実なバウムクーヘンであっても、お店の工夫によりしっとりしたもの、あるいは水分少なめに感じられるものがあります。それぞれに趣があって、美味しいです。

 ただ、この10年くらいのバウムクーヘンの流行で、お店によっては、副材料をたくさん使って「ふわふわ」または「かりかり」加減や、「しっとり」を強調させているように考えられる商品もあります。それがまずいと断言するものではありませんが、当サイトが重視するバウムではありません。
 ぜひバウムをご購入の前後に原材料をチェックしてみて、食べながら違いを感じてみてください。

 美味しいと感じられるバウムクーヘンがありましたら、ぜひ原材料ラベルを撮影の上、バウムの書までご連絡いただけますよう、お願いいたします!!

さて、飲み物

 周囲に聞いてみますと、おおざっぱに分けて、コーヒー派、紅茶派、ミルク派、さらには水だけ、といった方もいらっしゃるようですが、わたしがひそかにおすすめしたいのは「冷えた白ワイン」です。

 あまり高くなくていいのですが、ドイツのリースリングのようなものが、好きでした。甘口も辛口もありますが、かつては甘口のものがよく流通していました。

 辛口でも合うとは思いますが、最初はどうでしょう…やはり甘口の白ワインを合わせてみて、お口に合うようなら、辛口にしてみるのもよいかもしれません。もちろん、美味しいバウムを選ぶのもお忘れなく。



なかなか遠出も難しくなったご時世ですが、落ちついてきたら、普段は電話やメールなどでお世話になっている洋菓子店さんの訪問をしたいと思っています。交通費などに使わせてください。