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チーズ饅頭の思い出

 夜間に雨が強かった東京から、みなさんこんにちは。バウムクーヘン情報サイト「バウムの書」note出張所です。

 お菓子のお取り寄せのなかでもバウムクーヘンが多めになったのが2005年以降でしたが、その直前まで追いかけていたのが、実は宮崎県のチーズ饅頭でした。各社のものをお取り寄せしました。

 今回ひさしぶりに宮崎県「お菓子の日高」さんからチーズ饅頭ほかを購入しましたので、写真を貼りつけつつ、昔の話をしたいと思います。

日高さんのチーズ饅頭(写真)

 まず、通販のしやすさから、一番の回数を買っている今回の日高さんから、写真を3枚。

 まずは、全体。

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 ざっくりと、割ってみました。

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 冷やして食べた方が美味しいので、チーズが固く見えますが、写真写りのためにはもうちょっとやわらかく見えるほうがいいのでしょうね。迷う〜。

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 内輪はチーズ、外側はクッキーのようなサクッとした歯触りです。宮崎県のお菓子屋さんには、かなり多く存在します。

 こちらのお店は、各種の味でチーズ饅頭が販売されていますし、あんこ入りもあるようですが、チーズ饅頭といえば、一般的にはプレーンなものが多いようです。

茶菓心(さかしん)さんの思い出

 もう閉店されてしまったようでとても悲しいのですが、かつてチーズ饅頭ほか、和風のチーズ饅頭と呼べる定番人気菓子「きみまろ」が評判だった、宮崎県の茶菓心 谷清栄堂(さかしん たにせいえいどう)さんには、親切にしていただきました。

 もともと楽天にお店があり、質問メールなどを送ったのがきっかけでした。その後「きみまろ」が綾小路きみまろさんの紹介でテレビに出たときに、番組を見てコメントを寄せた人にきみまろプレゼントというご案内があり(当時は楽天に、買い物した人とお店が交流できる掲示板があったのです)、さっそく書いたところ、きみまろを送っていただきました。美味しくて、すっかりファンに。

 以前は日本橋高島屋で「宮崎展」という物産展が開かれることがあり、そのときは茶菓心さんも、東京に見えていました。

 最初に出かけた際に、わたしが「あの人がお店の人かなぁ」と思いつつも、レジを担当されていた方に「呼んでください」がどうしても言えず…。黙って買い物して帰宅し、ネットにお菓子を載せたところ「声をかけてくださらなかったんですか、ショックです」と、ご連絡をいただきました。

 1年後にふたたび宮崎展に出かけて、お声をかけたところ、少しお話をしたほかに、お土産の水饅頭までいただいて、恐縮しました。

 きみまろで有名になったこともあってか、一時期は新宿にあった宮崎県のアンテナショップでもチーズ饅頭が買えることがあったのですが、そのアンテナショップも閉店になり、その後わたしがバウムクーヘンのほうにばかり気を取られているうちに、いつの間にかお店がなくなっていたようです。

 いまでこそお店の人と仲良くできる状況(SNSなど)が整ってきましたが、当時はまだ、遠く離れた土地のお菓子屋さんと親しくできるなどとは思っておらず、わたしにとってはわくわくする経験でした。
 茶菓心さんのご親切が、いまのわたしの活動を元気づけてくれたきっかけのひとつだったのかと、ありがたく思っています。

 本日もお読みいただき、ありがとうございました!!


なかなか遠出も難しくなったご時世ですが、落ちついてきたら、普段は電話やメールなどでお世話になっている洋菓子店さんの訪問をしたいと思っています。交通費などに使わせてください。