見出し画像

「冷凍保存できますか?」

 バウムクーヘンは、店によって数週間の日持ちがする商品があるほどで、生ケーキのようにすぐ食べなくてもよい安心感があります。通販やギフトに選ぶ人が多いのも、そういった理由かもしれません。

 ただ、もともと日持ちがするものといっても、バウムクーヘン歴が長くなりますと、話は違ってきます。買えるチャンスがあるときに何種類でも買って賞味期限の日付順に食べる、それでもだめなら冷凍を検討する、などの計画性が必要となる場合が。

 たとえばデパートの催事でバウムクーヘンが目の前に何種類もあるとき、などです。買い逃して別の機会にすると後日のお取り寄せがたいへんですので、ある程度の数をまとめ買いする人も多いと思われますが、買ってしまってから「あ、冷凍しても味が変わらないのはどれだろう〜」と、迷ってしまうことも。

 結論からいえば、バウムクーヘンの冷凍は可能です。でも商品によっては味や食感が変わってしまいます。

どんなバウムを冷凍するか?

 無難なのは、すでに食べたことがあって味を知っているものを冷凍することです。あるいは、買ったものをどれも開封して少しスライスし、味を確認してから注意深く冷凍しましょう。その注意点は後述します。それならば、味が冷凍と解凍で変化してしまっても「常温の味はあんな感じだった」と覚えていられますので、それほど残念ではありません。

 さらに、お店によっては焼ける日にたくさん焼いて冷凍で貯蔵しておき、客に冷凍のまま販売して「解凍できたころ食べて」という売り方をしていることもあります(例としては岐阜県のヌーベルボワールさんなどが店頭で冷凍販売)。そういった商品に遭遇した場合は、すぐに持ち帰って開封せずに冷凍のまま保存しておけば、自分の好きなタイミングで食べられます。最近では最初から冷凍で寝かせることを前提として、そのまま通販するお店もあります。

 冷凍/解凍しても、あまり味が化けないバウムは、生地がなめらかでみっちりとしている商品(つまり「ふわふわ」を売りにしていないもの)ではないかと思います。たとえばデルベアさん、サンドールさんなどは、冷凍してもそれほど変化を感じませんでした。

 逆に考えると、味の変化を楽しみたいというのであれば、あらゆるバウムを半分そのまま食べて半分を冷凍してみるというのも、おもしろいかと思います。

冷凍の注意点

 お菓子に限ったことではありませんが、カットしたバウムをぴったりとラップで包んで、さらにジップロックなど密封できるものに入れて(その際に袋にできるだけ空気がはいらないようにする)、匂いのある食材とは離れた場所に入れます。冷凍庫用の脱臭剤を入れておけば、なお安心ですね。

 なぜぴったりラップをするか、ジップロックなどの袋に空気を入れないようにするかは、水分の蒸発や匂い移りをできるだけ防ぐためです。完全には防げませんので、できるだけ早く食べたほうがいいでしょう。

 解凍は、大きな塊でなければ室温でもいいかもしれませんが、ある程度の大きさがあったり、周囲にコーティングがある場合は、冷蔵庫でゆっくりと。




この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

なかなか遠出も難しくなったご時世ですが、落ちついてきたら、普段は電話やメールなどでお世話になっている洋菓子店さんの訪問をしたいと思っています。交通費などに使わせてください。

ありがとうございます。はげみになります。
バターを使ったバウムクーヘンの情報を集める「バウムの書」の、note出張所です。 データを集めたWiki版、日々の雑多なバウム情報をお届けするTwitter版、それとはまた違う話題をお届けするFacebook版があり、さらにほかにも多くの出張所があります。 よろしくお願いします。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。