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2021年4月の記事一覧
シナリオを勉強しようと思った理由
「シナリオの書き方を勉強したい」
と思い立ったのは去年だった。
ちょうど年の最初の頃だっただろうか。
「ライターとして対応できる幅を広げたい」
と思っていたし、
「映画に関して書けるようになれたら」
という思いもあった。
(映画に関する記事は、その年のうちに一本書くことはできた。→
https://girlsartalk.com/feature/31605.html )
が、どう
徒然日記~渡辺省亭展
今日は、渡辺省亭展へ。
上野に行ったのは、吉田博展以来だろうか。
吉田博といい、今まで知らなかった日本人画家に会いに行くことが、今年は多いような気がする。
二人とも、日本だけにとどまらず、海外に対しても活動し、認められていったことでも共通している。
今回の渡辺省亭展で、驚かされたことの一つは、
「ドガス君」のために、描いた一枚があったこと。
ドガスーーーアルファベットで書けば、DEGA
見損ねてしまった一枚
もう何年も前の話になるが、いつだったか。
見ておくべきだった、と未だに後悔してやまない一枚の作品がある。
ゴッホの<夜のカフェテラス>だ。
日本に来日したゴッホの代表作、ということで、展覧会のポスターにも使われていた。
それを私は電車の駅で散々見ていたはずだった。
が、「誰が行くか」と妙な意地を張って、結局そのまま何もしなかった。
私にとって、好きな画家、といえばモネやルノワール
徒然日記~オリジナリティについて
創作術の本などを開くと、ちょくちょく出てくるのが、「オリジナリティ」という言葉。
誰かの真似ではないものーーーオリジナルが大事、と。
この「オリジナリティ」の単語に長くとらわれ続けてきたようにも思う。
自分ならではのもの。
自分にしか書けないもの。
それは一体何か。
その答えは、嫌というほど、誰かの真似を積み重ねた上で、ようやく見えてくるものではないのか。
伊藤若冲も、最初は狩野派から入った。
徒然日記~はわわわ…
入門者向けの美術書作りに、参加することになりました。
刊行予定は9月。
7月末までには「形にしたい」との先方の意向。
見開き二ページに一作品を、キャッチと共に紹介する。
たとえば、「<最後の審判>にこめられた、ミケランジェロの『倍返し』」など。(どこかで聞いたような気もしますが^^)
コンセプトは、「言葉から入っていく美術の世界」。
自分でも信じがたいし、ワクワクする反面、未知の事態が
映画が見たい、メモ魔になりたい
映画『あの子は貴族』が、やはり気になる。
映画館で見られるうちに見たい、と思いながらも、ズルズルとここまで来てしまった。
他に、映画に関する話で気になることといえば、いつもはゴールデンウィークに開催されるイタリア映画祭。
今年はどうなるだろう・・・。
映画を見に行く、という時、二つのケースがある。
一つは、はっきり「この作品が見たい」と決まっている場合。
もう一つは、決まっていない場合だが、そこ
徒然日記~あの書店に行きたい
今月号の日経ウーマンに触発され、高山なおみさんの『日々ごはん』を借りた。
日記本というジャンルは、もともと好きで、幻冬舎文庫から出ている小川糸さんのシリーズは、気に入っているものの一つだ。
理由の一つは、読みやすいこと。
平明な文章で、丁寧に綴られる日常の描写にほっとさせられる。
のんびりと、熱いミルクティーを口に含んでいくように、焦りや自分を急き立てていた、自分でも正体のよくわからないものから、