見出し画像

ありのままを越えて、"理想"を叶えるために、私がやったこと。

「ありのままの私で生きること」についてのnoteをたくさん書いてきた。

これを大切に抱きしめながら歩んでいきたい気持ちは、今もある。


でも最近の私は、悩んでいた。

「ありのまま」は「今のまま」とはなにかが違う。
「ありのまま」は「現状維持」とはなにかが違う。


なんだろう。

毎日、悔しくてたまらない。

"理想の自分"と"今の自分"はあまりにもギャップがある気がするのだ。

だから最近の私は、ずっとむしゃくしゃしていた。


***



「今の貴方は、まだこれまでの常識のなかにいるよ。120%の貴方を出してごらん。」

毎日自分に向き合って、感性を研ぎ澄まして、素直な感情を受け入れて、自分の心地いい居場所を作り出してきた。社会人になって、自分の枠組みを超えるための努力をしてきたつもりだった。

そんなときに、私の目標とする大人に言われたことばだった。


悔しかった。



20歳を超えて、子供に戻ったかのように"負けず嫌いな自分"が出てきたことにびっくりした。でも、子供のように夢を持つ私にもまた出会えた。

「なりたい姿は、もっと成長した先にある。今のままじゃ辿り着けない。」



そう気づいたとき、ある考えが私の脳裏を過ぎった。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「ありのまま」は、今の感性、感情、価値観など内側から湧き出る"自分自身の考え"を表したもの。人間性。

でも、「ありのまま」だけで満足していると、その先に思い描く"理想"である「なりたい姿」や「やりたいこと」「実現したい社会」には辿り着けない。

「ありのまま」を過信してしまうと、自分だけの世界に閉じこもり、他者との繋がりが絶たれ、まるでこの世界の正解は私であるかのような態度に変貌を遂げてしまう。

だから、どうしても「現状維持」を打破したい。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


そう思った私は、これまで以上に自分と向き合う日々を送ることを決めたのだった。




1.今の自分を、深く知る。


どうしたら"理想"である「自分がなりたい姿」「実現したい社会」に辿り着けるのか、を考えた。

それには、改めて今の自分を把握して向き合う必要があると思った。毎日の日記では足りない自分がきっといる、引き出しきれていなかった、隠れた本当の私がきっといる。


そのために私は"自分に対しての問い"を投げかけ、"自分に対する答え"を書き出した。とにかく無心で、付箋に書き殴った。

画像1

【私が私に対してした問いの一例】

・これまで私は何をしてきて、何に夢中になれた?
・どういう環境だったから夢中になれた?
・"やりたいこと"が実現できなかった理由は?
・"失敗"を恐れた理由は?どうしたら恐れを克服できるか?
・私は5年後にどうなっていたい?
・今憧れの人は?その理由は?
・どんな環境なら理想を実現できるか?


"問い"を書いた付箋の下に、それに対する"答え"を繋げていく。どんな拙劣な文章でも、単語だけでもいい。とにかく思いついたことをそのまま書いた。


これまでは紙に書き出していたのだけれど、紙に書くと枠組みがあるからか思考も広がっていかないような気がした。

だから、どれだけでも繋げて広げていける付箋に書き出してみた。



すると今まで以上のアイディアと感情が溢れてきた。
今まで隠れていた、"120%の私"に出会うことができたのだった。




2.理想を強くイメージする。


付箋に書き出した次は、紙に箇条書きに書き出す。


私が書いたテーマは
『自分がなりたい姿とは?』『自分らしく生きるとは?』

抽象度の高い"なりたい姿"や"自分らしく"。
これらは抽象度の高いことばでもあるが、付箋に書き出すなかで私のなかでキーワードになっていたことばでもある

そのため、このふたつのことばのもっと解像度を上げてみたい、と思ったのだった。


抽象度の高い問いに対しては、自分なりの解釈と概念を考え持つということが昔からの私のモットーだった。

付箋に書き出す中で出会った理想の自分像や生き方について、深く考えて自分なりの答えを見出してみる。


その上で、より具体的に書き出したいことがある。

理想を叶えるために
・(短期的に)今できることはなにか
・(長期的に)積み重ね努力すべきことはなにか

理想の自分が叶ったときに
・どんな場所で
・どんな人といて
・どんな容姿をしていて
・どんな感情でいるか

これらも一緒に書き出してみると、ただの理想論ではなく、より具体的にイメージでき、より短い時間で理想の自分と出会えるようになるのだと、思った。




3.ひとつずつ積み重ねる。理想の自分になりきる。



これらを書き出した上で、今日から始めたいこと。

それは、書き出した理想の自分に今からなりきる、ということ。

あまりに掛離れギャップを感じるものを追いかけ続けることは簡単なことではない。ときに疲労し息切れしてしまうこともある。

だから、今から理想が叶ったとして、書き出した通りにできる範囲でなりきってみるのだ。


また、具体的に書き出した努力に今日から取り組むことも忘れないこと。1つ1つ積み重ねることで、自分への信頼と自分を好きになるための材料となる。

その積み重ねが、自分の人生を輝かせ、周りの人達を照らし、"特別な人生"としての自信へと繋がるのだと、信じてやまない。



***


画像2


私はまだ旅の途中だ。きっと私にかけられた、「常識の枠組みを超えて120%の貴方で生きなさい」ということばをまだまだ越えられていない。

それでも、こうして向き合うきっかけをくれたことばに感謝し、ここで出会えた私を時間をかけて育てながら、120%を出し切るために積み重ねていきたいと思う。


なりたい姿は、きっと叶う。
実現したい社会は、きっと叶う。

そのための、決意表明。


アズ

この記事が参加している募集

習慣にしていること

「温かで穏やかな光を見失わず、貴方が生きていけますように。」 そんな気持ちでnoteを届けています。 気に入ってもらえたら【スキ】【フォロー】 さらに【サポート】で応援して頂けるととっても光栄です。