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VIA Rail Journey 感想編【バンクーバー→トロント】

一言で言うと、

利用して良かった!!!

です。

もちろん飛行機より時間もかかるし値段も高いし、友達もいないし一人旅初めてだしドキドキで、トイレもシャワーも寝てる時も揺れるし、乗り物酔いしやすいのにこの先大丈夫か?!って、実は1日目の夜眠りにつく前に一瞬頭をよぎったけれど、無事乗り物酔いはすることなく、日が経つにつれて友達も増えて、、本当に最高に楽しかった。!!

4泊5日列車の中なんて長いよ〜。って言われたこともあったけど、実際はあっという間に感じました。ちなみに列車では電波がないのに加えてWifiもないので、5日間もあるし暇するかなと思ってNetflixの映画を事前にダウンロードしていたけど、一つも見ることなく。反対に、たまにはこんな風にインターネットを使わない日々を過ごすのもありだな、と。ぼーーーーーーっと景色眺めたり、本を読んだり、列車の中で出会った人たちとお話をしたり、これからについて考えてみたり。
あ、でもKarenはNetflix見てたなそういえば(笑)

そして旅のメイン(?)のご飯タイムはというと、、テーブルは4人の相席になってるので、初めましてでも良し、すでに一緒に食べたことがある人と更に仲良くなって深い話をして盛り上がるのも良し、とにかく皆ここでの人との出会いや会話を楽しみに来てるんだなあと感じました。きっとそれがこの鉄道旅の一番の醍醐味。一人で利用してた人より、夫婦(特にリタイアされた方)で利用されてた方が多くて、それでも二人だけで話すのではなく、絶対に目の前の"初めましての人"に声をかけて一緒に食事の時間を楽しく過ごしていました。

ご飯の時間が始まったら「お名前は?どこ出身?どこから乗車したの?どこに向かうの?(途中下車したり、トロントから別の場所に移動する人も多いので)仕事は何をしてるの?旅の目的は?」と聞き合ったり、そこから話が広がって「カナダには何のために来たの?これからの予定は?」など聞いてくれたり、どのテーブルでもお互いのことをたくさん話して終始賑やかでした。
自分の座席も快適だけど、誰かいるかなあ〜?って展望車にもよく行ったよ〜(﹡ˆ ˆ﹡)

初日に一緒にご飯を食べたIlingoからは「シドニーに来ることがあればぜひ連絡して。いつでもウェルカムだしうちの家に泊まっていいからね。」って連絡先を渡してくれたり、いつも見かけたら真っ先に声をかけてくれたり、本当にずっと優しくしてもらいました。

わたしも特に仲良くなった人には、日本から持って来ていた日本の絵柄が入ったポケットティッシュとお菓子を渡したらすっごく喜んでくれたので、何か簡単にあげられる物を持っていくことはオススメです!あと小さなメモ用紙に自分の名前と連絡先を書いて一緒に渡しました。⸜( •⌄• )⸝

ご飯も全部本当に美味しかった(他の列車を利用したことある人も、ここの料理は本当に美味しいって言ってた)し、スタッフも本当に全員愉快で親切でした。

具体的な金額をいうと、わたしが利用した寝台車は税込み$739.2(カナダドル)で、日本円にすると¥61000くらい。ただこれは「Discount Tuesday」という割引を利用したもので、元々は$2000以上だった気がします。。でも、この「Discount Tuesday」というのは誰でも利用できるもので、火曜日にVIA鉄道のホームページを見ると、割引されているチケット一覧を見ることができます。お得すぎるので、日にちに融通がきく方は絶対こちらの割引を利用した方が良いです!!かなりお得です!

(※火曜日に"出発する"のではなく、火曜日に"予約をする"と割引されます。)

ただ一つ心残りは、お天気があまり良くなくてカナディアンロッキーがしっかり見られなかったこと。。

というわけで、いつかの機会に改めてカナディアンロッキーを訪れたいと思います!列車で通るだけでなくって、下車して何泊かしたいなあ。( ๑´•ω•)۶”

VIA鉄道のチケットの種類によっては、一度下車して、何日後かに再び乗車することもできるので、ジャスパーで数日滞在したという方もいました!

今回わたしはVIA鉄道の「カナディアン号」というカナダを横断する鉄道を利用しましたが、他にも何種類かあって、1泊から利用できるもっと短期のもの(「バンクーバー⇄ジャスパー間」や「トロント⇄モントリオール間」)もあって、より気軽に利用できると思うので、興味がある方はぜひ〜!!(⁎˃ᴗ˂⁎)

記念すべき「一人旅」が楽しすぎたので、この先また「一人旅」というものをしてみようと思います。!


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