初めてエアロバイクを30分やってみた
去年の春、夫婦共にテレワークが始まりかけた頃、夫がエアロバイクを購入した。何か運動したいと思っていたタイミングで、Amazonのタイムセールで見つけ、在庫もわずかだったとのこと。
「こんなんいらんって!絶対使わなくなるわ!」
と私が言うと、家からなかなか出られないしランニングも一人ではできないから運動したいとのことだった。
先日、娘の部屋を作るために大がかりな模様替えをした。友人ご夫婦が手伝いに来てくれて、家具をあっちからこっちに移動してくれた。エアロバイクがエアコンの効いたリビングにお引越ししてきた。ここなら涼しいし、ということで私もやってみることにした。
これまでエアロバイクが終わった夫が大量に汗をかいているのを見て
「30分でそんなに汗出るん?くさっ!!」
と言っていたこともあり
「30分やってみぃ」
と言われ、試してみることにした。
30分は長いと言う私に、それぐらいやらないと効果が出ないとのこと。
「僕なんか一番負荷がかかる状態でやってるんやから、これはおまけや」
と言ってペダルの重さを軽めにしてくれた。
「やったろうやないかい!」
と気合を入れてエアロバイクに座った。
「OK Google!タイマー30分にセット」
夫と話しながら乗れていたのは最初の3分ぐらい。
「信号赤ってことにしてちょっと止まってもいい?」
「あかん!30分は止まらずこぎ続けること。ほら、スピードが落ちてきてる。もっと早く!」
スパルタな夫。ペダルをこぎ続ける私。
話す元気はなくなってきたので、noteを読みながら時間を過ごす。10分を超えた頃から汗がどんどん出てきた。
「エアコン消した?」
「涼しいよ」
との答え。noteの内容がだんだん頭に入らなくなってきたので、Amazonプライムでダウンロードしておいたドラマを見ることにした。足は惰性で動いている。
20分を超えた頃からふとペダルが軽くなってきたのを感じて夫に伝えると
「そうやねん。ある程度のところを超えたら楽になるねん。30分以上やってもいいよ」
「いやいや、今日は30分で」
Googleホームでタイマーの残り時間を確認しながらこぎ続けた。ヒッヒッフー、ヒッヒッフー。25分が近づくに連れて、脳に酸素がいかなくなってきた。
「呼吸法やん」
と笑う夫に
「脳に酸素がいってない。私明日太もも筋肉痛やわ」
と答えながら、残り3分はドラマの内容も頭に入らず足を動かし続けた。
「ピッピッピッピー!」
おー!きたぁ!
「OK Google、タイマー止めて」
30分こぎ続けられた。汗が身体からも顔からも流れ落ちる。すぐに水を飲んでそのままシャワーに直行した。
「リビングにあったらテレビ見ながらできるし、音楽もかけられるし毎日やってみたら」
と夫に言われて、ちょっとやる気になってきた。
見えなくて困るなと思うのは散歩ができないことだ。ちょっと気分転換や運動のために歩きたいなと思っても「歩くことに全集中」しているので、楽しみながら一人で歩くことはできない。30分でこれだけ汗を書いていい運動ができるなら、使ってみようかと思う。
こうしてnoteを書くことも
「週に一度は必ずなにか書く」
と自分に締め切りを作った。この記事で9週目になる。
書かないとうまくならないし、日常の出来事や考えたことを文章にするというのは筋トレと同じだ。一度やめてしまうと、これまでせっかく積みあがっていたものも崩れてしまう。「何か書かないと!」
と思ったら力が入って思うように書けなくなってしまったことが何度もある。
これからは日記のような文章も残していこう。
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