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謎の腹痛にホメオパシーでアタック(2)

私がここで公開しているホメオパシー治療体験談は、ハイルプラクティカ資格をもつホメオパスによる指導に基づいており、自己診断での投薬は基本的に行なっていません。日本ではセルフメディケーションとしてホメオパシーが用いられる傾向がありますが、ホメオパシーという治療が確立した医療体系であるということ、またその医療の本来的な性質を踏まえた上で、私はセルフメディケーションを積極的に採用すべきでないと考えます。こうした前提に基づき、ホメオパシー治療に関心のある方に例としてお読み頂く前提で、体験談を書いています。治療の体験談はあくまで私の場合ですので、どうぞお含みおきください。

こちらから続きます。

朝起きても痛みのボリュームは変わっていなかった。しかし今年は入院の前例があるから、とにかく比較的元気なうちに旅行の荷物だけは片付けとこう。ということで、朝から旅行中の洗濯物を洗い、近所の乾燥機ですべて乾かした。意外と動けるし、寝起きの感じよりは痛くない。痛みの質などは同じのようだが、普通に過ごせる感じだなとわかった。朝食にパンと紅茶。細い便が出た。ちょっと細すぎる感じはあるけど、痛みも特にない。


迷ったが、かねてから楽しみにしていた催しがあったので、チケット代を無駄にするのも嫌だし、10時半に歩いて出かけた。片道15分。歩き続けるとややお腹が痛む感じがある。座ってしまえば特に問題はない。昼ごはんもお弁当を平らげ、そのまま午後3時頃まで過ごすことができた。たまにイタタ、というような感じがあるが、いうほどでもない。


でもなんだかわからないのも気持ち悪いし、痛みがひかないのも怖いよなあと思い、ふと思い立って昔々お世話になっていた内科胃腸科へ行ってみることにした。その先生は積極的な治療をあまりせず、見立てはよく、患者を脅したりしない。かつ、わりとスパルタというか、過保護にもしない。ホメオパスに見てもらう前に、せっかくだから見てもらっとくか、と行ってみた。触診、問診、熱を測ると微熱、血液検査で炎症反応が出て、大腸憩室炎でしょうということになった。厳密には虫垂かもしれないけど、CTとらないと区別できないし、まあどっちにしても現段階では同じ処方だとのこと。抗生物質で炎症を押さえるというやつである。5日間飲んで、治ったらもう来なくていいとのこと。


この見立ては、ある程度私の予測の範囲内だった。軽度なのか、普通に生活して構わないという。一応抗生物質をもらって、ただし飲まないで、ホメオパスに腹痛で相談があるとメッセージした。良い子は飲んだ方がいいかもしれません。私は今回、症状もあまり重くないので、人体実験のつもりでひとまずホメオパシーを選択します。数年前に大腸憩室炎で緊急搬送&入院した友人の顔が頭に浮かんだが、まあそれはさておき。


ホメオパスからの連絡を待つ間、久しぶりの休日ということもあり、長らく行けてなかった行きつけのコーヒー屋へ移動。なんとなく動作が緩慢、ちょっと熱があるような感じ。長距離歩くと痛い感じはあるが、じっとしていると痛みはほぼ気にならない。コーヒーは強かったのでちょっと疲れたが、久しぶりにマスターとゆっくりお話して、リラックスした気持ちでお店をあとにした。


と、ここでホメオパスから電話。一通りの症状を話、医者の見立ても知らせる。あとでもう一度連絡します、今回のケースは少し頻繁にやりとりしましょうとのこと。ホメオパスがそのようにいうことはあまりないので、深刻になりえるということを理解した。40分ほどしてもう一度電話があり、痛みの様相などをやや掘り下げて聞かれた。電話の終わりに、ひとまずBryoniaをとるようにと言われる。私の手元にあるポテンシーは10MとC200で、とりあえず10Mで行くことになった。水で溶かして飲むやり方だ。4月に咳が止まらなかった時にも同様の飲み方をしている。50mlくらいの水をガラスのコップに入れ、レメディを5〜10粒いれ、攪拌して溶かす(ステンレスのスプーンなど)。飲む前にも再度攪拌する。これを三回程度に分けて飲む。電話が終わったらすぐに飲んで、寝る前にも飲んで、もし夜中に飲みたかったら飲んで、そうでなければ明日の午前にもう一度飲んで、電話せよとのこと。ラジャ。


コーヒーを飲んでいたし食欲がなかったのだが、Bryoniaを飲んですぐに空腹感を感じた。時間としても夕食にふさわしいことだし、ひとまず食べたいものを食べるか、とベーグルをあたため、ヨーグルトにバナナとはちみつを入れて食べた。食べている途中にたくさんいらないな、と思いそれ以上食べなかった。時々お腹がしくっと痛むが、動かない限り大したことはないようだ。


というところまでが今!まさに今です。続きはまた明日。軽快しますように。

読んでくださってありがとうございます。頂いたサポートは、私が新しい何かに挑戦するときに使わせて頂きたいと思います。そのお話は、きっとまたnoteで!