プロ志望ではない私が、ドイツサッカーに挑戦した理由
こんにちは(^^)
前回に引き続き、過去のブログから引っ張ってきたブログです(^^)
私はプロサッカー選手を目指しているわけではありません。なでしこジャパンに入るという夢は中学生までの夢でした(笑)
よく聞かれます。
ドイツに住んでいる理由は、また後々、少しづつ書いていこうと思います!!
私がドイツ人集団に混じり、サッカーをする理由....。
それは、
⑴孤独を知り、辛さを味わうこと
⑵その孤独から抜け出し、集団に馴染む方法を見つけ、仲間の大切さを学ぶこと。
が、海外でサッカーをする1番大きな理由です。
私がワーキングホリデーでドイツへ来た当初サッカーをする予定はありませんでした。
でも、ドイツでサッカーチームに所属したら絶対楽しい!言葉の壁を越えて、チームメイトとコミュニケーションをとり、考え方や文化を知る!自分の視野を広げられる!と、かなり浮かれてサッカーを始めました。
ところが現実は違いました。
(大学四年間まともに、サッカーをしていなかった私が所属していたチームはドイツ女子3部リーグ。かなり背伸びしました。)
ドイツ人女性は、かなり冷たく怖い(笑)。ましてや上を目指しているチームなので、そのレベルについていくことに必死。
️チームメイトや監督の言っていることを何 一つ理解できず、コミュニケーションが取れない。練習や戦術を理解できないため怒られる。
️言葉の壁は乗り越えられず、正しく言葉を理解しているかわからないため自信がなくなる。
️質問して聞いても、その返答も理解できないため、話すことが怖くなり仲間とのコンタクトが減る。
️口数が減る。笑顔が減る。自己肯定感が下がる。
️サッカーをするのが嫌になる。集団に入っていくことが嫌になる。常に孤独感との戦い。
非常にきつい毎日でした。
でも、こんな事日本では味わった事がなかった。周りには常に理解してくれる家族・友達・仲間がいました。
自分の存在を認めてくれる周りの人達のおかげで私は楽しい毎日を過ごすことが出来た。
私は恵まれていたんだと心から思いました。
日本では、海外と比べて、いじめや不登校・引きこもりに悩む人がかなり多いです。
学校で集団に馴染めなく、学校が嫌いで不登校になる生徒も沢山います。
けど、先生になる多くの人は、この孤独感をあまり感じたことがないタイプの人が多いのではないでしょうか。どちらかといえば、集団の中でのリーダー、中心にいた人。だから、気持ちを分かってあげられず、軽率な発言をしてしまうこともあるかもしれません。そして、生徒が不登校になる引き金を引いてしまうこともあるかもしれません。
教員をしていた頃、そのパターンで不登校になった生徒と沢山出会いました。そういう生徒の大抵は『先生が嫌いだ。』と言っていました。
私もこれまで人間関係に悩んだ事がありませんでした。孤独を感じたことはありませんでしたが、
『先生になって、全ての人が楽しく学校に来れる環境を作ること』が高校時代からの夢でした。この経験が無ければ、無神経な言葉を生徒に放ち、沢山の生徒を傷つけていたと思います。
けど、初めて【孤独感】を知った時。
生きていく上でこれ以上辛いことはない。
そう思いました....。
自分自身で体験したからこそ、こう思いました。これは、周りの環境だけでなく、自分自身が引き起こす問題でもあるという事。
もっと違ったコミュニケーションの取り方があったのではないか。仲間との関わり方は正しかったのか。と反省することも沢山ありました。
なので、私はドイツへ戻ってきたら、もう一度ドイツサッカーにチャレンジしたい。異国の地で、チームメイトと心を通いあわせたい。
と思っていました。
そして、孤独から抜け出すための方法を、自分自身が体験して見つけ出すこと。
この経験から、少しでもいいから不登校支援・引きこもり援助に携わる事のできる人間になりたいです。
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