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毎日に役立つ!おうち療育手帳

発達障害のあるお子さんに家庭でどのようにアプローチすればよいかをお伝えしていきます。 療育も大切ですが、ママやパパにとっては育児そのもの。 だからこそ、日常生活の中に効果的な療育… もっと読む
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2021年6月の記事一覧

公立と私立幼稚園の選び方

公立と私立幼稚園の選び方

昨年から幼稚園、
または幼稚園に通う年齢で
保育園に通っているお子さんの保育料が
無料になりました。

あくまでも「保育料」なので、
教材費や制服代などは保護者負担です。

この「保育料無償化」は
公立幼稚園には大打撃でした。

というのも、
これまでは保育料が安いことが
公立幼稚園を選択する後押しと
なっていたのに、
私立幼稚園と同じ土俵で競うことに
なってしまったからです。

しかも、私立幼稚

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将来のことを考えた日頃からのSST

将来のことを考えた日頃からのSST

最近、成人期のサポートを
なさっている方々とお話をする機会が
ありました。

・・・とは言っても、
公的な機関ではなくて
民間が運営する機関です。

障害のある成人の方の支援として
主に以下の3種類がありますよね。

・就労継続支援A型事業所
・就労継続支援B型事業所
・就労移行支援

この違いについてはLITALICOさんの
記事が参考になると思いますので、
シェアしますね。

あなたのお子さん

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学校教育で振り回していることに気づいて!

学校教育で振り回していることに気づいて!

学校はあなたを振り回しているつもりは
全くない、ということを
誤解のないようにお伝えをしてから
書き始めますね♪

基本的に、ではありますが、
先生たちはお子さんの教育に
とても熱心です。

そして、先生だって人間ですから
さまざまな個性をお持ちです。

四月の担任発表の際、
「担任、ハズレだった・・・」と
嘆いている保護者の方を
お見かけいたしますが、
そうガッカリしないでください。

教員は、

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子ども時代からの社会勉強

子ども時代からの社会勉強

私が子どもの頃、
子どもの仕事は勉強をすることだと
母から言われて育ちました。

この言葉を逆手にとった私は、
家事の一切を手伝わないまま
大人になってしまいました。

何でも「勉強があるから」で
逃げていたんですよね💧

大人になった今、
そして私が生きているこの時代を
考えてみると、
「自分で生きる」スキルを
身につける必要があるなと
思っているのです。

「福祉に守られない」
「親亡き後」

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勉強ができる器用なお子さんほどメンタルを整えよう

勉強ができる器用なお子さんほどメンタルを整えよう

発達に心配のあるお子さんの中には、
勉強のコツを掴むのがとても上手で、
なおかつ、成績優秀なお子さんが
いらっしゃいます。

特にパターン学習の多い算数は、
非常に得意だと思います。

どんなに応用問題が難しいお子さんでも、
算数は、コツさえ掴めれば
解ける問題が多いからです。

そして、この勉強に対して
器用なお子さんに多いなと思うのが
点数にこだわっていることです。

「こだわる」というよりは

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自分の力量以上のことにチャレンジしたい子どもには?

自分の力量以上のことにチャレンジしたい子どもには?

通級学級の先生から
このような質問を受けたことがあります。

まだ引き算の筆算を習得できていないのに、割り算の筆算を解きたいと思っているお子さんには何を教えれば良いのか

このお子さんは小学4年生。

自分が在籍するクラスでは
割り算の筆算を学習しているから
できるようになりたいのだそうです。

通級学級に通うお子さんは
基本的に知的障害のないタイプの
お子さんですから、
友だちとの比較など、

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療育で何を得ている?!

療育で何を得ている?!

先日のこと。
療育を利用しているママさんと
お話をする機会がありました。

少し気になったことがあったので、
とある質問をしてみました。

「療育ではどういうことを
しているんですか?」
と質問してみました。

そうしたら、そのママさん、
急に暗いお顔になってしまって・・・。

ママさんのお顔の変わり様を
目の当たりにした私は
言葉を挟もうとしましたが、
ママさんが口を開いてくださいました。

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