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毎日に役立つ!おうち療育手帳

発達障害のあるお子さんに家庭でどのようにアプローチすればよいかをお伝えしていきます。 療育も大切ですが、ママやパパにとっては育児そのもの。 だからこそ、日常生活の中に効果的な療育… もっと読む
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2019年8月の記事一覧

「ほめられる」のは嬉しいこと?

「ほめられる」のは嬉しいこと?

発達障害のお子さんの中には
ほめられることを
嬉しいと感じることができない
お子さんもいらっしゃいます。

それは、脳の機能障害ゆえの
ことなのですが、
できるだけ幼いうちから
「ほめられる」ことが
素晴らしいことなのだ、ということを
しっかりと教えることが
何よりも大切なことです。

私の師匠であり恩師である人は
まず最初に「ほめられる」というのを
お子さんに教えていましたし、
私もそうしていま

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自分で療育できるメリット

自分で療育できるメリット

私は、効果的な療育を
毎日の育児に取り入れる方法を
皆さんにお伝えしています。

皆さん、誰もが
感じたことがあると思うんですよね。

「家で何をすれば良いのか」って。

私にご相談なさるママさんたちも
そういう言葉を口にします。

正直、私は返答に困ります。

なぜなら、
「家で何をすれば良いのか」ということは
私が相手のママさんの代わりに
育児をプロデュースすることに
なってしまいますので。

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子どもがパニックを起こしたら

子どもがパニックを起こしたら

子どもというものは
自分の感情のコントロールが
大人ほど器用ではないので
TPOを考えずに、または意図的に
かんしゃくやパニックを
起こすことがあります。

原因は怒りだったり不安だったり
はたまた喜びだったりと、
本当にいろいろですよね。

私たち大人にとっては
かんしゃくもパニックも
困ったことなので
どうにか収めたいとことですが、
実はあなたが何気なく
取っているいる行動が
かんしゃくやパニ

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ABAを知らない先生へのアプローチ

ABAを知らない先生へのアプローチ

みなさん、ABAをご存知ですよね。

心理学の一種である
「応用行動分析」のことです。

私があまりにもABAを活用しすぎるので、
皆さんの中には誤解をなさっている方も
いらっしゃるかもしれませんね。

私は、ABAにこだわっているのではなく、
純粋に効果的であり、
お子さんの気持ちを理解する上で
大切な存在であるからこそ
活用しているのです。

元教師の私がABAを
こんなにも活用しているので、

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身につけておきたい○○ 第8回

身につけておきたい○○ 第8回

今回お話することも
毎日の学校生活を送る上では
必要なことです。

さらに先の将来のことを言えば
このことができれば
お子さんの自律がまた一つ
保証されるのです。

こんな素晴らしいことはありませんよね。

もちろん、
障害の程度によっては
サポートが必要な場合もあります。

「今、こうだから・・・」と
諦めることはもったいないです。

できるようになる「いつか」のための
準備をしておきましょう。

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ペアレントトレーニングって必要?

ペアレントトレーニングって必要?

お子さんの発達に心配がある、と
保健師さんや臨床心理士さんなどの
専門家が判断した場合、
療育を勧められますよね。

勧告に近い助言をいただいた時は
何が何だか分からなかったり、
現状を受け入れるので精一杯だったり、
受け入れることすらできなかったり、
とにかく錯乱状態が続くはずでしょう。

療育にかかることを勧められて
いざ行動してみるとがっかりするのが
療育が満員で「空き待ち」だということです

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子どもを観察する目を養う方法

子どもを観察する目を養う方法

学校や幼稚園の先生方に
研修会を開催させていただくと、
みなさんおっしゃるのが
「あづみ先生はどうしてそこまで
子どものことが分かるのか」
ということなんです。

発達障害のあるお子さんたちは
ものすごく真面目でまっすぐで、
スマートな考え方をしています。

私にとっては、
お子さんと接する時間そのものが
私の学びの時間になっています。

ですから、私が観察上手だと
評価していただく理由は、
私自

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