見出し画像

企画のフィードバックに思うこと

今日は雨が降っていなかったので、朝は少し歩くことに。
15分だけのつもりが、近所の大きな公園まで足を伸ばして気がつけば1時間近くぶらりとしてきました。

薄曇りの空の下でも、木々の緑も色づき始めたアジサイもきれい。やはり自然の中に入るとほっとしますね。ちょっとした運動にも、気分転換にもなるし、朝散歩をする人が多いのも納得です。

ただ、湿気がかなりあり、蒸し暑く汗だくにはなりましたが。
明日も歩いてみようかな。

フィードバックを聞くと落ち込むのはなぜ?

さて、ここ数週間、クライアントさんの出版企画書をいくつかチェックしています。

その中には、版元の編集者に提出後、フィードバックが戻ってきて修正が必要なものもあります。ですが、このフィードバックを著者に伝えると、大体はガッカリとすることが多いです。
(激しく落ち込んだり、逆切れしたりする人も……)

自分が一生懸命作った企画を否定されたような気になるのかもしれませんね。

その気持ちはよーーーーーーくわかります。
正直に言えば一緒に企画を作った私だって落ち込みます。

でも、相手はプロの編集者なので、その指摘が的確な場合がほとんどです。
先方の言わんとすることが理解できれば、企画をよりよくするための、アドバイスであり否定ではないことはわかります。

フィードバックは否定ではなく貴重な意見

そして、フィードバックがもらえること自体がとても貴重でありがたいことなのです。

なぜなら、企画書を提出しても、興味をもたれなければ編集者から返事すらないことがほとんどだからです。
非常に残念なことではありますが、郵送などの場合、企画書を読んでくれているかどうかもわかりません。

なので、企画通過が叶わなかったとしても、改善点や逆に伸ばしたほうがいいところを、ひとつでも教えてもらえるのであれば、それは貴重な意見になります。
提出した意味は十分あるんですね。

ということで、落ち込んでいるよりも、むしろ感謝して受け取って修正&ブラッシュアップしたほうがいい。
そもそも、企画は何度も練り直すからこそ、よくなるものです。

そして、これは企画書に限ったことではないですが、アイデアや提案が評価されないことと、その人自身の価値には何の関係もないと思っています。

大切な企画や提案は自分自身の分身のように感じるものではありますが、
「自分自身」と企画やアイデアは切り離して考えたほうがいいですよ。

参考になればうれしいです。

今日のBGM

「Desolation Row」BOB DYLAN


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?