人生の暇潰しに最高な物語_2021/11/26

人生なんて、ディズニーの待ち時間みたいなもん。
スマホ触ってつまんなそうにしてても、
友達と笑いながら話しても、
辺りの風景や仕掛けに目を凝らしても、
仕事してても、
なんもしなくても、
列はゆっくり進んでいく。

どうせ暇なら、自分はどう暇を潰したいか。

そんだけ。


では、ぼくという人間は一体、この人生という果てしなくもあっという間にも思える待ち時間をどのように過ごしたいのだろうか。この答えは明確だ。

面白い物語が読みたい。

アニメでもいいし、漫画でもいい。映画だっていいし、最近は苦手だった小説も少しずつ読めるようになってきた。しかしながら、ぼくが最も楽しみにしているのは、東真直の次回作である。ぼくは、ぼくが書いた作品が最も面白いと思っている。当然のことだ。

ぼくは、ぼくが読みたいものを書いているから。

考えていることを文字に起こさないと、頭痛がした。書かないと気持ち悪かった。それをこれまで、創作が好きなのだと思っていたけれど、少し違うような気がしてならない。ぼくは書くことが好きなのではない、読むことが好きなのだ。そして自らの頭の中にある作品は、書かなければ読めない。書かなければ忘れてしまう。そうして仕方なく、ぼくは文字に起こすのだ。動画にしたり、小説として製本して売ったりするのは、ぼくが読みたい作品の単なるお裾分けである。読んでいる人はぼくに感謝して欲しい。

閑話休題。

ぼくは人生という長い暇潰しにおいて、物語を読むことこそが、最も有意義な暇の潰し方であると感じている。そしてぼくは、ぼくが書いた創作物を読むのが世界一楽しい。自給自足で、なんとも幸せな奴である。しかしながら、ぼくが書いた作品の中でもまた、ぼくが特に好きな作品がある。そしてこれは唯一無二にして、今も、これから先もまだ当分、完結することはない。と、信じたい。


人生とは、一人称小説である。


たった一人の視点によって描かれるそれは、客観性などどこにもなく、一方的で、他の視点から見ればガラリとその内容を変えてしまうことすらありうる。しかし他人の視点など見ることのできない人生において、例え勘違いを起こしていたとしても、その答え合わせができる日など決してやってこないのだ。人生とは、一冊の書き続けられている小説。


ぼくは、自らの人生を読むのが一番楽しい。



※ここからの内容はぶっちゃけ過ぎているので口外は厳禁でお願いします。SNS等での発信もご遠慮ください。


ここ「東真直の本音しかない日記」の更新を誰よりも楽しみにしているのは間違いなく、このぼくだ。ここは、東真直という小説の連載場所。東真直とは何を考えていて、何をやっていて、どこに向かっているのか。恐らくは読者と同じような気持ちで、ぼくもこの日記を楽しんでいる。

日記は書いているときより、読み返しているときの方が楽しい。

だがたまに、あまり良い内容を書けなかったな、と感じるときもある。そんなとき、最もがっかりしているのも、ぼくなのだ。ぼくこそが東真直の最大のファンであり、ぼくこそが東真直の最大のアンチでもある。そしてぼくにだけは、ぼくに言う権利があるのだ。

もっと面白い人生を送ってもらわなければ困る、と。


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