性行為中に小説を読む奴はいない_2021/12/06

セックスしている最中に小説を読む奴はいない。

殺人鬼から逃げる最中に小説を読む奴はいない。

一方で。

宿題が終わらないと言いながら小説を読む奴はいる。

将来が不安だと言いながら小説を読む奴はいる。


物語は、衣食住に直接的には関係しない。小説を読まなくても、漫画を読まなくても、映画を観なくても、アニメを観なくても、生存はできる。しかし、ぼくらは物語を読む。体が生きるのと同等に、人間は心が生きる理由を求めるからだ。体の苦しさとは全く別に、心もまた常に栄養を欲している。生きる理由という名の、栄養だ。腹が減れば飯を食べる。心が渇けばそれを満たそうとする。心の渇きとは、暇だ。体の満たされ方とは全く別に、ぼく達は心が暇なのだ。

夢を持ちなさいと人は言う。ぼくも全く同意見だ。何故なら夢を語る間は、自らの人生に飽きることはないだろうから。しかし、夢が無くともその代わりなら沢山ある。例えば恋愛であったり、出世であったり。それも難しい誰かの為に、物語はきっとある。

現実で満たされなかった渇き、それをぼくらは物語で満たす。


※ここからの内容はぶっちゃけ過ぎているので口外は厳禁でお願いします。SNS等での発信もご遠慮ください。


続きをみるには

残り 2,297字
月額1000円の有料日記です。こちらの金額をお支払いして頂ける方のみ、 僕の本音を聞いてください。 ただ本音過ぎる内容になるので、口外は一切ご遠慮ください。

〔イラスト_専属絵師ささち〕 本音なんて聞きたくない方は読まないでください。 ぼくの本音を聞く覚悟がある方だけ、ご購読頂けると幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?