脱出

リアル脱出ゲームがチームビルディングになると思う話

こんにちは。テモナ株式会社でUI/UXデザイナー兼、社内報「TemonaTimes」トータルデザイン担当をしています。中内です。

私は株式会社SCRAPのリアル脱出ゲームが大好きです。
2019年は20公演ほど参加(脱出成功率はめちゃくちゃ低いのが悲しい)2018年はスタンプラリーもあったので36公演参加し、くまっキーのブランケットをゲットしたのももう2年前という驚きです。

そんな何度も行ってしまうリアル脱出ゲームの魅力の一つに、これってチームビルディングになるんじゃないか、と思ったことをまとめました。

脱出ゲーム成功に必要なもの

リアル脱出ゲームで脱出成功の秘訣はこの2つ
・情報共有
・役割分担

チームワーク

とにかくチームワークが超重要!
誰が何を知っていて、何をやっているのかを正しく理解する。そして目標(解)に向けてチームで頑張る。ってそのまんま仕事だなと思います。

転職してから会社の人とのコミュニケーションツールとして脱出ゲーム部を作り、社員と脱出ゲームに行きました。
脱出ゲームに行くとたった1時間で情報共有と役割分担の大切さと効果を感じることができます。

初動から見る役割分担


ルーム型だと6人〜10人で部屋の一室に閉じ込められます。さぁ、ゲームスタート!となったときまず役割分担が発生します。

<指示出し担当>

初見の人がいた場合何をすべきかの指示を出す。経験者は自然とこの役割をすることが多い。

<さっさと動く担当
指示出しの経験者は素早く謎の探索に動く。

<動けない人
何をしたらいいのかわからないのでわたわたする。初見の人に多い。
おろおろしている人には皆んなで声を掛け合う。

謎解きから見る役割分担と情報共有

探索が始まると、次に「謎解き」「謎集め」の役割分担と情報共有が発生します。
謎は一つではないので、集められてきた謎から「私これ解きます!」「これ解けません;;誰か解けますか?」「この謎の情報が足りません」「この謎解けました!」などとにかく声に出して情報共有を行います。
謎を解く人、謎を集める人は時にスイッチし解を導きだします。

ここで情報共有がされないと大幅な時間ロスが発生したり、謎が解けなかったりします。

また、謎の解き方には2タイプあります。
・0→1でひらめくタイプ
・1→100できっかけがあれば解まで導けるタイプ
どちらかだけでも脱出することは難しいです。
なので一つの謎を一人で考え込んでいていても解けない謎も、誰かとなら解ける!なんてことも頻繁に発生します。

リアル脱出ゲームで身に付く仕事術


全体把握をするリーダー
まず現状把握と何が必要かを判断できるようになる。トラブルが起こったり、行き詰まったとき本質(今までのやるべきことはなにか)を冷静に判断する。周りとのコミュニケーションも密に取る。

率先して行動する超プレイヤー
闇雲に動くのではなく、注意深く周りや事象を見ることができ、こんなところに?!という細かいところにも気づき情報を発信・共有できる。

圧倒的観察力から成功の鍵を導く分析屋
何が足りてないのか、過去にヒントはなかったか、これは課題解決に関係あるか?あらゆる情報からヒラメキに繋げる。誰も気づかなかった本質を見極め成功に導く。

制限時間が迫ると見える人の本質


あと10分、あと5分と終わりの時間が迫ってくると人は冷静じゃなくなります。一度体験した人なら知ってるあのアラート音!恐怖!
そんなとき人の本性が現れます。

何もひらめいてないけどとりあえず何か解き直そうとする人
諦めモードに入る人
焦ってイライラしだす人
など。

こんな時でも最後まで諦めず謎に向き合う姿勢があれば奇跡的なヒラメキが舞い降りてきたりします。最後の謎が解けた時の一体感は半端ないです。開始時点では赤の他人だった人とも思わずハイタッチしたり。

まとめ

脱出ゲームに必要なのは
・情報共有
・役割分担
これができるかどうかが成功の鍵

謎の解き方のタイプ
・0→1でひらめくタイプ
・1→100できっかけがあれば解まで導けるタイプ
どちらかだけでも脱出することは難しいです。

だから一人じゃ解けない問題はたくさんあるし、他の人が解いた謎をあとからもう一回使う、なんてこともザラにあります。なのでいかに自分が何をしたのか、今何が欲しいのか常に情報共有を行うこと、そしてお互いに足りない部分を補っていくチームワークが必要不可欠なのです。

リアル脱出ゲームでは得られるスキルがたくさんあります。そしてソロでも役に立つし、社員同士で行くとお互いの長所や短所が分かり、仕事に活かすこともできます。

そしてたとえ失敗しても、ゲーム前よりお互いのことが少しでもわかると思います。
ただ、失敗はめっちゃ悔しい思いをするので、脱出ゲームで味わった悔しさは脱出ゲームで晴らすしかない!なので、今年もまた脱出ゲームに行くのです。

余談。
テモナに入社した時から事あるごとに「これやりましょう!」と説得し続けてるリアル脱出ゲーム研修&懇親会いつか絶対やるんだ・・。
いっそ採用フローに入れたらいいと思う。

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