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キャップストーンの通信が復旧(spacenews7/6-1)

ワシントン - 今週初めに展開された直後に沈黙した月のキューブサットとの通信を、宇宙船制御装置が回復させました。NASAとCislunar Autonomous Positioning System Technology Operations and Navigation Experiment (CAPSTONE) cubesatを運用しているアドバンスド・スペース社は、7月6日未明に宇宙船が再び送信を開始したと述べています。 宇宙船は7月4日にロケットラボのルナ・フォトン輸送機から展開されてから約11時間後に通信を停止してしまったのです。

NASAとアドバンスド・スペースによると、キャップストーンの通信が再開され、良好な状態になったので、7月7日に軌道修正マヌーバを実施するそうです。

この通信障害の根本的な原因は、現在も調査中であるといいます。トラブルシューティングの後、管制官は東部時間午前9時26分に探査機からの信号を受信し、約1時間後に探査機からの完全なテレメトリーを受信し、探査機が良好な状態であることを確認しました。

アドバンスト・スペース社は、宇宙船の状態について、「この1日の作業を通じて、チームは問題がクリアされ、設定と運用の変更を通じて、二度と起こらないという高い信頼を得ている」と声明を発表しています。NASAは独自の声明で、地上でのテストに基づく「通信システムの試運転の際に引き起こされた」と述べました。

通信の中断により、管制官は7月5日に予定されていたキャップストーンの最初の軌道修正マヌーバを延期しました。 NASAとアドバンスド・スペース社は、このマヌーバは現在7月7日午前11時30分頃(東部時間)に予定されています。 なお、探査機は11月13日にほぼ直線の月の周りのハロ軌道に入る予定です。
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