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EDH 4c Omnath/オムナス で使われるInstant / Sorcery を調べてみた - Goldfish

きっかけ

現在のデッキ
https://note.com/azsa_hobby/n/nd31c2d9e5ccb
エンチャントに関する調査
https://note.com/azsa_hobby/n/n5596eeaccf4c
クリーチャー / プレインズウォーカーに関する調査
https://note.com/azsa_hobby/n/n50bf7d8c3f5c 

現在のデッキレシピで大会に出た際に、そもそも使われているクリーチャーを知らないと気付いたので、自分のデッキに入りうるカードの幅を知ろうと思い、改めてソーサリー・インスタントについて調査することにしたものです。

調査方法

MTG GoldFish にて、創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation が統率者に使われているデッキの中から、デッキのお値段が $900 以上のデッキを集計(2020/09/30)。集計された55デッキの中で使われているクリーチャー・プレインズウォーカーについて調べてみました。
https://www.mtggoldfish.com/deck/custom/commander?commander=Omnath%2C+Locus+of+Creation&page=1#paper

調査結果

ここでは 4 つ以上のデッキで採用されていたカードをリストアップします。

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枚数が多いので、色分けしてみました。
青:妨害系
緑:土地サーチ
橙:サーチ / ドロー 
黄:その他(含む、裏面土地)

空きがほとんどないスロットなので、採用できるカードは極めて限られてきますが、勉強も兼ねて各カテゴリごとに考察してみます。

考察(妨害系)

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妨害系については、統率者特有のカードをほとんど知らないので、基本的なカードも含めて参考になります。現在のデッキはオムナスの性質も含めてソーサリータイミングで動くことがほとんどなので、インスタントタイミングの妨害手段をそこまで積めないのが現実です。

サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift
対戦相手のみ一方的にリセットできるのはきわめて強力です。超過コストの捻出も比較的容易ですので、このデッキとの相性はかなり良さそうです。

激情の後見/Fierce Guardianship
偏向はたき/Deflecting Swat
統率者を積極的に場に出すデッキなので、カウンターとしての性能は高めです。

英雄的介入/Heroic Intervention
テフェリーの防御/Teferi's Protection
耐除去性能はかなり高い1枚。実質カウンターとしても使え、汎用性が高いですね。

内にいる獣/Beast Within
過大な贈り物/Generous Gift
混沌のねじれ/Chaos Warp
後腐れのないパーマネント除去。この枠はエンチャントに譲る感じですね。クリーチャー除去についても同様な状況。

考察(土地サーチ)

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どのデッキも 6 - 8 枚程度関連するカードを積んでいる印象です。3ターン目オムナス着地の可能性を上げるカードと、上陸を複数回誘発させるカードが優先されていますね。現在のリストではこの部分をすべてエンチャントで賄っているので、新しく採用できる枠はないのですが、3 マナエンチャント系を3ターン目オムナス着地の可能性を上げる成長のらせん/Growth Spiral と 遥か見/Farseek に置き換える選択肢はあるかもしれません。

考察(サーチ / ドロー)

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既に採用しているカードも多いのですが、神秘の教示者/Mystical Tutor
がそれなりのデッキで採用されているのが印象的です。後述するキーカードを考えると納得ではあります。

起源の波/Genesis Wave
X=5 以上で撃つと根本原理とよく似た性能になるソーサリーです。Urban Evolution との選択になりそうな印象です。

異界の進化/Eldritch Evolution
Sacrifice する対象が十分にないため、今のデッキ構成では採用は難しいです。

考察(その他)

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デッキの検討時に裏面土地のカードを採用するかどうかでかなり悩んだのですが、この中では ナヒリの石成術/Nahiri's Lithoforming と バーラ・ゲドの復活/Bala Ged Recovery はデッキとのシナジーもあり、優先度が高くなりそうです。新たな芽吹き/Regrowth と入れ替えてもよいかもしれません。

風景の変容/Scapeshift
エンチャント目線で上陸デッキを組んだので、完全に存在を忘れていたキーカード。溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle まで採用しているデッキが半数程度。死者の原野/Field of the Dead はほぼすべてのデッキで採用されていました。

見事な再生/Splendid Reclamation
墓地からということで風景の変容/Scapeshiftと比べると効果は限定的ですが、複数枚の Fetch を戻せるという観点では選択肢に入るカードと言えそうです。

幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker
水底のドルイド、タトヨヴァ/Tatyova, Benthic Druid神秘の聖域/Mystic Sanctuary と無限コンボを構成するパーツ。 あえてオムナスでやる必要もないかなぁという印象ではあります。
参考)https://19rki20mda.diarynote.jp/?day=20200816

まとめ

パーマネントの多さが現在のリストの特徴だと思うので、バーラ・ゲドの復活/Bala Ged Recovery風景の変容/Scapeshiftサイクロンの裂け目/Cyclonic Rift起源の波/Genesis Wave 辺りを候補として何枚か採用してみようと思います。今回も新たな発見があり満足のいく調査結果でした。


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