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rock,stock &some football anthems 【気になるJリーグチームの応援歌たち】

タイトルはガイ・リッチー監督の「Lock, Stock and Two Smoking Barrels」のサンプリングです。

私がサッカースタジアムでチェックしているもののひとつが音楽。
特に初めて行くスタジアムでは、試合が始まる前からどんな音楽が流れているかが楽しみ。
好みの音楽が多く流れていると、それだけで気分三割増しである。
おかげで例えば金沢や盛岡は良いイメージ。
(個人的にロックとサッカーって親和性高いと思っております)

そんな音楽もサッカーも好きな私としてははずせないのがJリーグチームの応援歌。
どこそこのチームの応援歌に誰それが書き下ろし!
みたいなニュースを見ると反応せずにはいられない。
そこで気になる応援歌を公式非公式問わずいくつかあげてみます。

cinema staff「Hyper Chant」(FC岐阜)

地元出身のバンドがチームのサポートソングを作るというのは王道よね。


LACCO TOWER「夜明け前」(ザスパクサツ群馬)

LACCO TOWER「火花」(ザスパクサツ群馬)

群馬もJ2からJ3への降格を経験しており、メンバーの気持ちにシンパシー。


ORANGE RANGE「Ryukyu Wind」(FC琉球)

逆にこちらはJ3からJ2への昇格組。
取り上げた中で一番メジャーなアーティストなんじゃなかろうか。
沖縄ってただでさえ有名なアーティスト量産地域やもんね。



クアイフ 「Viva la Carnival」(名古屋グランパス)

取り上げた中で一番のビッグクラブ。
いかんせん私が応援しているのが日本の中心からは西に遠く離れた九州という島の、
J2からJ3に降格したチームなもんで。
J1とかビッグクラブ事情に疎く、今回のラインナップにもその辺の影響は否めませんすいません。

クアイフの場合は地元出身どころか、リーダーの内田旭彦が名古屋グランパスユース出身という縁の深さ。

グランパスブロス2019というムックに内田旭彦が寄稿している文章読んだらこれがまた心の琴線にメガヒットです。
プロとしてプレーしている選手たちって、ものすごい厳しい競争を勝ち抜いてきた人達なんよ。
それだけで大した努力もせず、無駄に時間を浪費して生きてきた自分なんかからしたらリスペクトしかない。


SaToMansion 「FLY AWAY」(いわてグルージャ盛岡)


ここ最近私が一番気に入ってるのがこれ。
盛岡ってチームカラーが白、黒、赤なせいもあってか、
公式のグッズも横断幕や大旗等のゴール裏の掲出物も洗練されててセンスいいんよね。
そもそもマスコットがキヅールな時点で反則と思う。
そんな盛岡は公式応援歌もそのMVも、私の期待を裏切らないカッコいいの出してきました。
こういうインディー感あるロックバンドってのが絶妙にツボです。
しかもこのMVの撮影、北九州戦の日なんよね。
去年一昨年と二年連続で盛岡行ったのに、今年行かなかった私の持ってなさ。


  FUNKIST「V-ROAD」(V.ファーレン長崎)

これはFUNKISTが非公式に長崎の応援歌として作った曲をサポーターがチャントに採用して、
その後今やスタジアムでも流れまくってて公式状態になってるという順序だったハズ。
違ったらきっと長崎のサポーターの方々が詳しく訂正して下さると思います。

余談ですが、ツイッターにアップしたこの動画、去年のベアスタ、鳥栖対長崎の降格圏の争いというなかなか白熱した試合開始前の撮影でした。
「絶対勝てよまじでー」
って声が入ってますが、隣の席の30過ぎと思しき鳥栖サポの男性二人でした。
試合中も熱くなってるトーレス様に
「トーレス!トーレス!もうよかて!分かったけんもうやめとけて!」
「お前んがイケメンとだけん!」
等々合いの手がいちいち面白かったです。
トーレス様に対しては全部シメが
「お前んがイケメンとだけん!」
でした。
このツイートの動画再生回数、3万回になってます。(2019.7.26現在)
願わくばこの先これだけのリアクションが北九州の良いネタに対してありますことを。


SHISHAMO「明日も」

公式アンセムじゃないけど、もう私の中では完全に川崎フロンターレの応援歌からのJサポ応援歌状態です。
SHISHAMOが紅白出演し、この曲披露した時のバックに高校生のブラバンのメンバー達が沢山いたんだけど、
その中にフロンターレユニの生徒さんがいたの見て涙出ましたよね。
あの年の私自身のサッカーライフを反芻しながら涙出ましたよね。
サポーターの気持ちをこんだけストレートに代弁してくれる曲もなかなかないよホント。

バックドロップシンデレラ「突き進め柏(さらば青春のパンク)」(柏レイソル)

バックドロップシンデレラの「さらば青春のパンク」から柏のチャントへ。
柏のチャントから本家の「突き進め柏」へ。
なんなんこのストーリー。素晴らしすぎる。
そしてこの動画を見て欲しい。
ローカルテレビ局が放送した特集かと思うレベルのクオリティの高さ。

ってか、みゃ長のど自慢大会出とったんかい。

つらつらと書いてきましたが、最後に。
Jリーグを音楽という方向から切り取っただけでもこの豊富なストーリーですよ。
と、いいうワケで、改めて。

音楽っていいよね。フットボールっていいよね。
我が街にフットボールチームがあるっていいよね。

そういや我が街にもフットボールチームあったなあ、と気づいた音楽好きな方には、
是非一度スタジアムに足を運んでみて下さい。
そこに何か感じるものがあれば幸いです。

私からは以上です。
皆様ご清聴ありがとうございました。




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