見出し画像

どうしてわたしは創作をしたくなるんでしょうか??

何度も書いて申し訳ありませんが、このたび念願のオリジナルアルバムをリリースすることが出来ました♪

オリジナルアルバム「あなたの心を揺さぶりたい」リリースしました♪

アルバム「あなたの心を揺さぶりたい」

冷静に考えれば自分で詩を書いて曲にして歌って人前に晒すなんて死ぬほどはずかしい事だと思うんですが、なんでこんなことをするんだろうって自分でも不思議で仕方ないです。

でも、音楽を創作したいっていう欲求は実はずっと以前から途切れることなくあって、昔のことを思い出したりもしたので、ちょっと書き出してみようと思います。

わたしがポップスやロックを聴き始めたのは小学生の高学年くらいから、洋楽を聴き始めたのが中学1年生の時でした。

その頃から、まだギターも弾けないのに、実は自分の空想の中で既に曲作りをしていたんです。

当然音源なんかも無く完全に自分の想像の中で完結しているものでしたが、架空のバンドを結成して自分はそのメンバーの一員、曲作りを一手に手掛ける主要メンバーで、何枚もアルバムをリリースして最後はビルボードの全米ヒットチャート1位まで上り詰めました🤣🤣🤣

アルバム毎にスケッチブックにレコードジャケットのデザイン、タイトル、収録曲、発売日、その他情報などを書き込んだものをこっそり作って一人でニヤニヤと眺めていたり、、

まだ時代は昭和でしたが、立派な「厨二病」ですね!!(爆)

その後、高校に入るとギターを手に入れて同級生とバンドを始めます。

洋楽ハードロックのカバーとかを中心にやっていましたが、最後に文化祭のステージに出た時に初めてリアルにオリジナル曲を作って人前で演奏しました。

今にして思えば本当に稚拙な曲で、歌詞も半分コミックソングみたいでしたが、ずっとオリジナル曲をやりたいと思っていたので、その時点では満足感があったかもです。

一方で受験勉強の合間にDTMの真似事みたいな事も始めたりしてました。

と言っても、当時はカセットテープに多重録音するMTRという機材を使うのがDTMの主流でしたが、高校生のお小遣いで買えるような額ではなかったので、家にあったラジカセ2台を無理やりつなげて、再生&演奏→録音を繰り返す「ピンポン」というやり方で音源みたいなものを作ってました。

当然楽曲も稚拙で音質も酷くノイズだらけでとても聴けたもんじゃないけど、それでも何だか自分の作品を作ってるような満足感はあって、勉強そっちのけで夢中になってました。(それでよく大学合格したな、、)

大学に入ると軽音楽サークルに入ってバンドを組み、いよいよ本格的に曲作りも始めることになります。

でも当時そのサークルでは先輩バンドでオリジナル曲を演奏しているバンドは皆無で、カバー曲をいかにハイクオリティな技術で演奏するかという方向性が主流だったので、当初は白い目で見られたり異端的に見られたりもしました。

「世の中にはプロのいい曲がたくさんあるのに、わざわざ自分で作ったそんな曲演奏しててオマエら本当に面白いんか??」なんて真顔で言われたりして、、

でもわたしの代以降はオリジナル曲を作るバンドも少しずつ増えてきて、先輩バンドの中にも曲作りを始める動きも出てきたので、結果的には良かったのかなとか♪

大学を卒業して就職すると音楽活動とかする機会もなくなり、その後結婚、子育てとギターを触る事も無くなって、長い長い期間音楽から離れた生活が続く事になりましたが、実はその間も頭の中では妄想で曲を作ってました。

譜面や音源に残したりしないので、また完全に妄想の中で楽しんでただけで、断片的なものがほとんどだったけど、、

そしてその間に「女装」という新たな趣味というか性癖というかに目覚めてしまって(笑)、その界隈でたまたま以前ベースを弾いていたという子に出会ったので、女装家ばかりでバンド組んだら面白いよねーなんて冗談半分に言ってるうちに本当に「似娘-nico」というバンドを結成して何十年かぶりに音楽活動を再開することになりました。

とにかく長い間ギターにも触っていなかったので必死にリハビリから始めて、カバー曲中心のバンドでしたが、ここでもやっぱりオリジナルをやりたくなって何曲か作って、最終的にCDも作って配布したりしました。

似娘-nicoのCD

この時も出演するイベントのオーガナイザーの方にオリジナルを演りたいって言ったら、皆が知ってる曲の方が盛り上がるからカバーの方がいいんじゃない??って最初は難色を示されたけど、、

そしてメンバーの転勤でバンドが活動停止していよいよウクレレの世界に踏み込んだ訳ですが、この時はソロウクレレから入ったので当初は曲作りは全く念頭になくて、とにかく演奏技術を磨きたいという事しか考えていませんでした。

あ、私の曲作りって「歌もの」限定で、インストは1曲も作ったことないんですよ、実は、、

でもそのうちウクレレで弾き語りもやりたいってなって、だんだん曲を作りたいなぁってなって、気がついたらいつの間にかシンガーソングライターとしての活動に軸足が移ってました、、

長々とわたしの音楽歴の話にお付き合いいただいてすみませんが、こんな感じで常に「曲作り」は付いて回ってきていたんですよね、、

で結局なんでこんなに創作したい、曲を作りたいって欲求があるのかって言うとですね、、やっぱりよくわからないんですよね💦←それが結論かいっ!!💢

わたしの場合、食欲、性欲、睡眠欲の3大欲求にプラスして創作欲があるんですかね??😅

気を取り直してちょっと考えてみると、自分が聴きたい音楽を自分で作ろうとしているとか、自分が作った曲を他人に認めてもらって承認欲求を満たしたいとか、色々思い浮かぶことはあるんですが、どれもしっくり来るような来ないような、、

最初に書いたようにこんな恥ずかしいことを曝け出してでもやろうとしている事は一体何なのか??

音楽に限らずアートや文学やいろんな分野で作品を創り続けている方々は大勢いると思いますが、皆さんなんで創作に向かうんでしょうか??

今のところは、「やりたいからやる」としか言えません、、失礼しました🙇‍♀️🙏

【追記】
自分の文章を読み返してみて、”創作に向かう理由”の結論が何となく見えてきた気がします。
今のところの結論 → なつねぇは厨二病が治っていない!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?