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「すべては予測と計算」AZism人 Vol.7

意外と知らないあの人の、
意外な歴史が判明するこのコーナー!

AZismで働く人を紹介する『AZism人』

7回目は第2事業部の眼光するどいこの人です!


――お名前は?

大川 真輝(おおかわ まさてる)です。


――ご年齢は?

41才です。


――どういった経緯でAZismに入社を?

35才ぐらいのときに、前の会社の社長とケンカ...意見の食い違いがあって辞めて、2ヶ月ぐらいニートして(笑)

その後、そろそろ働こうか、って思ってネットを見てたとき『居酒屋』『三多摩エリア』とかで調べて、一番最初に目についたのがAZism(ダンダダン酒場)の社員募集サイトでした。当時、第2事業部は社員が少なかったみたいで、お金をかけて社員募集してたと思います。

あと実はそのとき、もう1つ受かってた会社があったんですが、築地市場の近くにあったお店なので、朝は4時から、午後になったら仕事終わり、みたいな感じでした。完璧に昼夜逆転の業務だったので、どうしようかなと。

それでAZismのことをネットで調べたりしました。居酒屋以外にゲームやってる、とかラーメンやってる、とか。で、そこで思ったのが「あ、第2事業部ってまだできて間もないんだ」って。


――確かに、大川さんが入社した2015年10月だと、ダンダダン酒場と串カツ田中がそれぞれ1店舗、合計2店舗だったようです。

出来て間もない事業部だから、必要とされるんじゃないか?と思いました。

前の会社を辞めたきっかけが自分が必要とされてないと感じたのもあって、存在意義を求めていたんだと思います。あとは、当時の面接をしてくれた薊さん(※1)に入社前に食事に誘われたのも大きかったです。

※1=元海上自衛隊という経歴の持ち主。今は企画戦略室で物件関係や人事など多岐にわたる業務で活躍中。


――入社前に、ですか?

はい(笑)

今でも覚えていますが、立川南口の居酒屋に2人で飲みに行かせていただきました。その日のうちにもう一社のほうに自体のお返事をさせてもらって、AZismに入社しました。

――入社してからは、第2事業部に配属されたんですか?

串カツ田中の立川店に研修で配属になりました。そこで2週間後に串カツ田中の直営店の試験を受けてくれ、と言われたんですよね。その時、新規でオープンする串カツ田中の中野店に行くことが決まっていたんですけど、10月末に入社して、オープンが11月末で、2週間後に試験も受けてくれ、と。ちょっと無謀だろ、とは思いました(笑)



――試験結果は...?

もちろん落ちました(笑)

ただ、中野に別の社員と配属されたんですけど、店長は決まってなかったんですよ。そのころの記憶はあやふやなんですけど、年明けに新年会があったんですよ。で、そのときに中野店の店長をやってくれないか?と言われた気がします。

▲2020年の大川さん。20代のときはものすごく怖かったという話です...!


――となると、入社後3ヶ月ぐらいで店長になってと言われたんですね! そのときの気持ちはどうでした?

狙い通りというか、運も良かったですね。

あとはチャレンジする会社というか、事業部なんだなと思いました。勢いで乗り越えていく、みたいな(笑)。今でもそうですが、ウチ(第2事業部)の特徴として、無理だと決めずにとにかく行動して乗り越えていくのはありますね。

――中野店の店長はどのくらい経験したんですか?

たぶん...2年半ぐらいですね。1年ぐらいで役職的にはサブマネージャー的な立場にはなったんですよ。ただ、店長をやりながらって形でした。人材不足ということもあったかもしれません。そのときの社員って、原価率の出し方だったり、人件費の出し方自体知らなくて。試算表をまったく読めない状態だったんですね。

――大川さんはそういった数字関係は強かった?

身についてました。独学で勉強してたのと、前の仕事でも店長会とかで学ぶ機会があったので。ただ、中野店の成績は実はさんざんでした。


――そうなんですか?

はい(笑)

そういった中、「すご会(※2)」「代表塾(※3)」が大きく自分に影響しました。

中野の売上が...みたいな一言を代表に伝えたときに「長所伸展だよ」と教えられ、すぐに自店舗でアルバイトとミーティングをして、そこに「すご会」の要素を少しだけいれて...みたいな。みんなに付箋を渡して、お店のいいところと良くないところを書いてもらってまとめて...スタッフルームに張り出して..。

「お子様じゃんけんとアイスはどんなに忙しくても絶対やる!!」みたいな(※4)。とにかく小さいお子さんがいる家族を最優先でやっていく内に、いつの間にか常連様が増えて、なんとか利益が出るようになりました。今でもたまにその当時のアルバイトと飲みに行きますが、彼らには本当に助けられました。


※2=すごい会議、の略。詳しくはリンク先を参照。
※3=和田代表が本社で行うセミナーのこと
※4=串カツ田中に来たお子様に対してのサービス。詳しくはこちら


――なるほど。サブマネージャーと店長を兼任することになったわけですが、サブマネの業務はやること多かったですか?

えーっと、忙しくてあまり覚えてないんですけど、今とやってることはあんまり変わらないんですけど、FL(※5)の管理とか。ただその頃はみんな出し方がわからなかったので、そこらへんを一任されてやってたような記憶があります。特にこれといった指示が上からくるわけでもなかったので、自分で必要だと思ったことを勝手にやってた、みたいな感じです。

※5 FL=食材費と人件費のこと。 FはFood(フード)の略、LはLabor(レイバー)の略。FLを売上高で割った数値が50%以下なら超優良店、65%以上だと超危険店といわれる。


――当時、第2事業部でトークノートの使用を推進したのも大川さんという話です


中野店って本社からかなり遠かったんで、電話だったりとか、トークノートとかで会話してました。

そのころってトークノートの利用率がめちゃくちゃウチの事業部は低かったんですよ。会社自体もそんなにまだ高くなかったですけど、特に低かったです。『トークノートの内容を確認したら、いいねを押しましょう!』みたいなルールがあるけど、できてない状態で。

ウチの事業部は内容を確認していない、既読になってないっていうのが多くて。だから僕はサブマネになる前に、トークノートに投稿しまくってたんですよ。で、そしたら自然とみんな見るようになってきて。そこで、自分の持っているスキルや知識だったりとかを発信していって、ていうのをずーっと継続していきました。

――なるほど...そうなると同僚からの大川さんへの見方が変わってきたのでは?

そうですね。僕的にも、そうすれば周りからの見方も変わってくるはず、と考えてました。

当時の第2事業部ではトークノートってほとんど使われていなかったツールだったんですけど、僕は「スマホ1つで投稿がどこでもできて、現場で働いているとなかなか話す機会がない代表や常務がけっこう見てくれるツール」って思ってて。意外と既読すぐつくことを発見してたんで、これを使わないのは...もったいないな」と。

――さっき大川さん自身もおっしゃってましたけど、物事に対し、計算とか予測のもとに立ち回っていますよね。昔からそうだったんですか? 先読み気質というか...

たぶん昔からだと思います。

でも相手の気持ちを読んで行動するようになったのは、30才前後ですかね。それまでは読んではいたけど、行動に出すのがめんどくさいと思ってたタイプだったんで。

行動するようになったのは、前の会社にいたときに違う会社に出向みたいな感じで1年間別の会社で店長をやったことがあったんですよ。店長をやったのはそこが初めてだったんですけど、自分のやりたいエゴが強すぎて、アルバイトから反感を買って、うまくいかなかったんです。そのときに、すべてのやり方を変えた、って感じです。

1年間他の会社に行ってて元の会社に戻ったとき、同僚に「変わったね」って言われました。だからそのとき相当変わったんだろうな、とは思います。まぁ、うまく行かないから変えただけなんですけど...(笑)


――変えようと思って変えられるタイプなんですね。

やっぱり経験はデカいです。あと、仕事なんで(笑)あとその頃、出向した会社は僕がいた会社に僕の給料+10万とかを払っていたから、というのもありました。それだけの働きをしないといけないなと。

――予測と計算に基づくと、今後はどうしたいですか?

まだコロナもあるのでなんとも言えないんですけど、店舗数は増やしたいですね。店舗が増えないと、店長の数も増やしてあげられないし、役職の数も増えないし。これはもう明確なので。

あとは飲食店のサービスという点でいえば、女性の力ってすごい強いと思うんですよ。でもやっぱ女性だから体力は男性より少ないし、って考えると女性が働きやすいような環境だったりとか、勤務体系だったりとかを作っていきたいです。

女性の社員比率が上がれば、自然と社員のサービスのレベルは上がると思ってます。やっぱ女性はアルバイトのマネージメントが上手い人が多いです。きめ細やかさだったり、基本的に真面目な子が多いんで。男はサボるんで。統計的に(笑)。 忙しいときに端折りがちだったりするところ、女性は端折らずしっかりやってくれるので。

女性の良さを活かせる職業だけど、男性比率が高い業界なので、女性が働きやすい、結婚、妊娠、出産、子育てを経て復帰しやすい環境、お店がないといけないので、なかなか難しいですけど...作りたいですね。

やるからには、上を目指したいです。

――何か若い人にかけておきたい言葉はありますか?

20代前半のころって目の前の仕事しかしないんですよ。与えられた自分の、目の前の仕事だけ。ただシフトに準じて、アルバイトよりもスキルはあるけど、っていう仕事しかしない。仕事が終わったら遊んでたりしてるみたいな。

ただ、評価されたいんだったら、与えられた仕事以外の仕事を自分で探して、見つけて、それもやったほうが効率いいですよ、って伝えたいです。与えられた仕事『だけ』してるのは、評価されないので。

自分が所属してる事業部の状況、上司、事業部の長が何を考えて、望んで、求めているのか。自分だったら何ができるのか。を考えて、動いて働かないといけないと思います。

一番わかりやすいのが、「もし自分が店長だった場合、どういうアルバイトをシフトに入れたいですか?」って考えてみるんですよ。その場合、やっぱり自分のやってほしいことを先読みしてやってくれる人なんですよね。

そういう人はシフトに入れたいと思うし、時給を上げたいと思いますよね。もっとシフトに入ってほしいから。辞めてほしくないし。

こういう風に考えれば、じゃあ自分が評価されるためにはどうしたらよいかって、めちゃくちゃ明白だと思うんですよね。で、一番明確になってるのが査定です。公開されてる査定の項目をちゃんと読んで、何をすれば評価されるのか。あとはプラスアルファだと思います。そう動けば、事業部自体のパワーも上がるし、拡大するし、結果自分のためになると思います。

――冷静な分析ですね...!

それしか取り柄がないんで(笑)

――最後になにかありますか?

そうですね…
どんなときも感謝の気持ちを忘れないで欲しいです。
これは自分自身にもいえます。

中途で拾ってくれた会社には勿論ですが人生で出会った人や経験に感謝してます。そして今は本当にうちの子たち(第2事業部の社員とアルバイトさん達)にとても感謝しています。

僕が不甲斐ない為に色々と迷惑かけてると思いますがこれからも助けてもらえればと!

みんなにも読んでほしいですか?

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