なんで人って物語を作ったりするんでしょうかね。渾身の嘘やん。
でも、作品は、作家の分身でもあり、切り離されて独立歩行する魂でもあって。そこには真実が屹立する瞬間がある。
開けなくていい人生の隙間の蓋みたいなものを見つけて、しんどいのに中を覗いて物語にして報告して。
人間て不思議。

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。